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『ファンタスティック・ビースト』グリンデルバルド役にジョニー・デップが選ばれた理由 ― 「予測できなさがエキサイティングだった」

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.

「ハリー・ポッター」魔法ワールドの最新作、映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の原題は『Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald』。邦題は意図的に曖昧にされているが、タイトルロールはゲラート・グリンデルバルド。『ハリー・ポッター』シリーズでもたびたび言及されてきた、“最強にして最悪”の闇の魔法使いである。

前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)の公開時、多くの観客は劇場で驚愕することとなった。なにせ、グリンデルバルド役でジョニー・デップが登場することは、公にはほとんど明かされていなかったのだ。
『ファンタスティック・ビースト』シリーズ屈指ともいうべき重要人物に、なぜジョニーが起用されたのか。プロデューサーのデヴィッド・ハイマン氏は、『魔法使いの旅』公開後の2016年11月に米Colliderのインタビューでその意図を語っている。

(C)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
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決め手はジョニー・デップの「予測できなさ」

グリンデルバルド役でジョニーの出演が決まったのは2015年の終わりのこと。デヴィッド氏いわく、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のグリンデルバルド登場シーンは、スケジュールの都合から劇場公開年である2016年の初頭に撮影されたという。

「アイコニックな俳優にグリンデルバルドを演じてほしかったんです。グリンデルバルドはアイコニックなキャラクターで、この物語の重要な位置を占めています。人々の心と知性を思うままにし、自分に従うように促す彼の能力は、この物語に欠かせないものなんです。その意味で危険な人物なんですよ。」

この言葉は『魔法使いの旅』公開直後に発されたものだが、すでに『黒い魔法使いの誕生』を観た方ならば、その意味をさらに強い実感とともに噛み締めることができるだろう。続編でのジョニーの演技には絶賛が集まっているが、その演技はまさしくデヴィッド氏が本来意図したものだったのだ。

(グリンデルバルド役には)魅惑的な人物で、チャーミングかつ独創的でもありえて、しかもアイコニックな、最高の俳優を探していました。それがジョニー・デップだったんです。非常に魅力的でパワフルですよね。
これまでに彼はアイコニックなキャラクターを生み出してきましたが、作品が製作されている時点では、そうなることは明らかではなかったわけです。ジョニーの選択の予測できなさが、彼という人物を並外れたものにしているし、それこそが私たちにはエキサイティングだった。グリンデルバルド役として完璧な選択肢だったんです。」

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
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Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.

未見の方のために多くを語ることは避けるが、『黒い魔法使いの誕生』でジョニーが見せるグリンデルバルド像は、まさしくここで述べられていることにぴったりと一致する。“最強にして最悪”のカリスマ性、チャーミングな魅力、圧倒的な存在感をジョニーは見事に体現しているのだ。

ちなみにジョニー本人は、『黒い魔法使いの誕生』が完成した今、グリンデルバルド役について「楽しかった」と述べている。「自由に動き回れる環境で、ユニークなことに挑戦できて、ファシストになりかねない人物として役柄にアプローチする。[中略]あの世界では可能性が広く開かれていますから、どんなことにでも挑戦できる。だから最高に楽しかったし、次回作も楽しみですよ。」

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は、2018年11月23日(金・祝)より公開中

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts/

Source: Collider

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp へ。

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