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史上初の「全編Zoomホラー」日本上陸、『ズーム/見えない参加者』1月公開決定

ズーム/見えない参加者
© Shadowhouse Films and Boo-Urns 2020

コロナ禍で誕生、全編Zoomで制作された史上初の“Zoomホラー映画”『HOST(原題)』が邦題『ズーム/見えない参加者』として、2021年1月15日(金)より全国公開されることが決定した。鑑賞料金は一律1,000円となる。

新型コロナウイルスでロックダウン中のイギリス。主人公のヘイリーたちグループ6人は、自宅待機中も週に1度はZoomを介して集まろうと約束を交わしていた。ある時、ヘイリーは霊媒師をゲストに招いて「Zoom交霊会」をしようと提案する。メンバーは提案に乗り、いつもの飲み会のごとく、軽い気持ちで交霊の儀式を始めるのだった。部屋の照明を落とし、ろうそくを用意して交霊会が始まるが、やがて各自の部屋で異変が起こり始める。霊媒師は除霊を試みるも、不気味な現象は次第にエスカレートしていき……。

いまやコロナ禍の象徴的なツールとさえ言える、オンライン会議ツール「Zoom」に、もしも悪霊が取り憑いたら? 恐怖から逃れようにも、ロックダウン下で外にさえ出られず、安全なはずのステイホームも悪霊の前では無力。史上初のZoomホラー映画を手がけたのは、弱冠17才での初監督作『Strings(原題)』(2012)が英国インディペンデント映画賞レイダンス賞を史上最年少で受賞した逸材ロブ・サヴェッジ。企画から公開までわずか12週間というスピード感と手法に映画界の注目が集まっている。

本作が誕生したきっかけは、監督自身が友人たちと実際に行ったオンライン飲み会で監督が仕掛けた“いたずら”。その様子を自身のTwitterに投稿したところネット上で拡散され、米最大のホラー映画配信サービス・Shudderにて映画化が決定した(以下の映像は音量注意)。

本作は配信されるや米Rotten Tomatoesで満足度100%を記録、多数のメディアから注目され、『ゲット・アウト』(2017)などで知られるホラー/スリラーの名プロデューサーであるジェイソン・ブラムも「最高傑作」と絶賛。もちろん俳優と監督やスタッフは密を回避し、全編Zoomにて撮影が行われたが、撮影前のリハーサルで行った「交霊会」では、俳優の身に実際に心霊現象が起きたそう。その模様は、本編終了後のメイキング映像(約5分間)で鑑賞できるとのこと、最後まで座席を立たないように…!

映画『ズーム/見えない参加者』は2021年1月15日(金)、新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン、シネクイントほか全国公開。年明け早々、恐怖がソーシャルディスタンスを越えてやってくる。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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