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オスカー・アイザック、『スター・ウォーズ』ポー・ダメロン再演は「最高のアイデアがあれば」 ─ 以前の消極的コメントから一転

オスカー・アイザック
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19492056478

『スター・ウォーズ』3部作でレジスタンスのパイロット、ポー・ダメロンを演じて人気を博したオスカー・アイザックが、以前の消極的なコメントから一転、同役の再演に前向きな姿勢を見せている……?

2020年6月、アイザックは『スター・ウォーズ』3部作の完結について、「幸せに思うし、満足しています。だから、どんなことがあれば、この役をもう一度やりたいと思うのかわかりません」と発言。今後も拡大を続けていくと思われるシリーズへの復帰について、「どうでしょうね。また家を建てたくなったら、とか」とジョーク交じりに答えていた。では、2年以上経った今も気持ちに変化はないのだろうか。

SiriusXMのラジオ番組に出演したアイザックは、「いつかポー・ダメロン役に復帰することがあると思いますか? それとも、もう興味はないと思っていますか?」と質問を投げかけられ、「う~ん……、そうですね……」と考え込んだ様子で、以下のように回答している。

「分からないですね。分かりません。つまり、僕はいかなるものにも前向きです。どうなるかは未知ですよね。どちらかというと(復帰には)実感が沸きません。良い物語で出演する価値があるなら歓迎ですが、歳を重ねたり子どもがいたりしたら、難しくなるのが時間です。どこに、そういったこと(映画)のための時間を作るのかが問題で、すべてをやる十分な時間がないと悟り始めるんですよ。」

最初は、『スター・ウォーズ』に出演していた当時とは状況が違うと、再び消極的な言葉を口にしていたアイザック。ところが続くコメントでは、「もし素晴らしい物語と優れた監督が揃って、キャシー(ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長)が僕の所に来て、“最高のアイデアがある”と言うのなら前向きに考えます」と反応した。自分が望む条件が揃っていれば、ポー役での復帰はありえるということだ。以前に比べれば大きな変化と言っていい。

もっともアイザックは、ただいま『スリー・ビルボード』(2017)マーティン・マクドナー監督の新作映画(タイトル未定)や、アニメーション映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(原題)』が待機中。さらに人気ゲーム『メタルギアソリッド』の実写映画版のほか、フランシス・フォード・コッポラ監督の新作映画『Megalopolice(原題)』も控えている状況だ。すべては多忙を極めるアイザックのスケジュールとルーカスフィルム、そしてプロジェクトの内容次第である。

Source: YouTube

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。