リドリー・スコット『ラスト・サバイバー』大爆発&銃撃の撮影裏側公開 ─ 「劇場でこそ楽しめる、驚くよ」

『ブレードランナー』(1982)『エイリアン』(1979)などの巨匠リドリー・スコット監督最新作『ラスト・サバイバー』から、大規模な撮影の舞台裏と監督・キャストのインタビューを収めた特別映像が公開された。大爆発や銃撃、飛行シーンなど、終末世界を作り上げる撮影現場が映し出されている。
本作は、ピーター・ヘラーの小説『ラスト・サバイバー』(原題:The Dog Stars)を映画化するディストピア・サバイバル。謎のパンデミックによって人口の大半が死滅した世界で、パイロットのヒッグ(ジェイコブ・エロルディ)が、愛犬ジャスパーと亡き妻の記憶を支えに生き延びている。元軍人のバングリー(ジョシュ・ブローリン)と共同戦線を張るなか、ある日、小型機の無線に謎の声が届く。失われた日常と、どこかに残されているかもしれない希望を求め、ヒッグは未知の空へと飛び立つ。
特別映像は、ヒッグが小型機に乗り込み、大空へ飛び立つ場面のメイキングからスタート。スコットは本作を振り返り、なお新たな題材に挑み続ける姿勢を語っている。「常に新しい挑戦を探している。世界の終末を描いた。劇場でこそ楽しめる作品だ。驚くよ」。
映像にはスコットが撮影現場で真剣な眼差しを向ける姿のほか、巨大な炎に包まれる爆破シーン、激しい銃撃戦、襲撃者たちが馬で登場人物を包囲する場面などの舞台裏が登場する。主演のエロルディも「ぜひ劇場で観てほしい」とコメントしている。
キャストについても、スコットは「理想の配役が実現した。ジェイコブやジョシュ、マーガレットやガイ、最高の俳優陣だ」と自信を見せる。ヒッグ役のエロルディ、バングリー役のブローリンのほか、ヒッグが旅の先で出会うシーマを『サブスタンス』(2024)のマーガレット・クアリー、ジャックを『ブルータリスト』(2024)のガイ・ピアースが演じ、アリソン・ジャネイも出演する。
スコットの本作への自信は、今回の映像に限ったものではない。先ごろには『ラスト・サバイバー』について「私の映画では『オデッセイ』(2015)以来の最高傑作だと思う」と語っていた。作品が「人の感情の可能性」に触れるものだと説明し、「何が起きようとも、人は誰かを必要とする」と話している。
今回の特別映像でも、大掛かりなアクションの一方で、エロルディは「ヒッグは外の世界に可能性を感じた」と主人公の心情を説明している。荒廃した世界のスペクタクルだけでなく、すべてを失った後にも他者や新たな生活を求める人間を描くことが、本作のもうひとつの軸となるようだ。
映画『ラスト・サバイバー』は2026年8月28日(金)全国劇場にて公開。
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