アントニオ・バンデラス、新ゾロ役にトム・ホランドを指名 ─ 『アンチャーテッド』で共演、「すごくエネルギッシュだから」

『マスク・オブ・ゾロ』(1998)と続編映画『レジェンド・オブ・ゾロ』(2005)でゾロ/アレハンドロ・デ・ラ・ベガを演じたアントニオ・バンデラス。米Comicbook.comのインタビューでバンデラスは、このシリーズを3部作として完結させ、ゾロ役を次世代に受け渡すアイデアについて語っている。
『マスク・オブ・ゾロ』はスペインの支配から独立したメキシコを舞台に、アンソニー・ホプキンス演じるゾロ/ディエゴが、盗賊あがりの若者アレハンドロ(演:バンデラス)を後継者に育てていく物語。
バンデラスは、シリーズ第3作について「可能性を考えておきます。いいんじゃないかな」とコメント。「今日、(他の)インタビューでもそういったことを他の人にも言ったんです。その作品が『ゾロ』と呼ばれるなら、アンソニー・ホプキンスが第1作でやったように、僕も他の誰かにバトンを渡すつもりはありますよ」と回答。バンデラスはゾロの後継者を育てるために、シリーズへの復帰に前向きな姿勢を見せている。
続けて、「ゾロのレガシーを引き継いでほしいと思う俳優はいますか?」との質問に、バンデラスは一瞬考えてから「トム・ホランドだね」とほぼ即答。「彼とは『アンチャーテッド』で共演したんだけど、すごくエネルギッシュで楽しいし輝きを持っているからね」と、ホランドが適任だと思う理由も述べた。

驚異的な身体能力を誇るホランドは、『スパイダーマン』3部作や『アンチャーテッド』(2022)などの映画で、アクションシーンのほとんどを自らこなしている。そんなホランドのエネルギー溢れる姿を目にしたバンデラスは、ゾロ役にピッタリだと思ったのだろう。
『レジェンド・オブ・ゾロ』の続編として、バンデラスがゾロのマスクとマント、アイコニックな剣をホランドに継承していくシリーズ第3作、さらにホランドが主演する『ゾロ』の新シリーズが誕生することを願おう。
▼ トム・ホランドの記事
トム・ホランド、『スパイダーマン4』は「再演できたらラッキー」と微妙な発言 ─ ストライキで企画停止中 どうなるのかなぁ トム・ホランド、1年間の休業中 ─ 「ハードワークは良いことだと考えてきたが、ドラマ撮影で消耗してしまった」 「クラウデッド・ルーム」撮影で トム・ホランドの母親役はわずか10歳差、「脚本を読んだら納得」 ─ ドラマ「クラウデッド・ルーム」で共演 若い母親という設定で トム・ホランド、『スパイダーマン:スパイダーバース』が大好き ─ 「これまでのスパイダーマン映画で最高」 続編も「楽しみ」 トム・ホランド、『スパイダーマン4』打ち合わせを進めていた ─ 現在はストライキのため中断中 今は待つしかない