ノーラン『オデュッセイア』米予告編が公開 ─ オールスター共演、壮大かつ重厚な冒険譚に圧倒されよ

クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』より、初の本予告編が米国で公開された。ホメロスによる古代ギリシャ叙事詩『オデュッセイア』を映画化する本作は、『オッペンハイマー』(2023)でアカデミー賞作品賞・監督賞を制したノーランが次に挑む、神話的大作だ。
物語の主人公は、イタカの王オデュッセウス。トロイア戦争を終えた彼は、故郷イタカへ帰還するため海へ出るが、その旅路は10年に及ぶ過酷なものとなる。荒れ狂う海、怪物、神々、誘惑、そして故郷で待つ家族。英雄の冒険譚であると同時に、帰るべき場所を目指す男の物語でもある。
主演を務めるのは、ノーラン作品では『インターステラー』(2014)『オッペンハイマー』にも出演したマット・デイモン。オデュッセウスの息子テレマコス役にトム・ホランド、妻ペネロペ役にアン・ハサウェイ、ペネロペに求婚するアンティノオス役にロバート・パティンソンが名を連ねる。さらに、シャーリーズ・セロン、ゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、ジョン・レグイザモ、ジョン・バーンサルら豪華キャストが集結した。
新予告編では、オデュッセウスが航海の中で遭遇する一つ目の巨人キュクロプスや、海の怪物カリュブディスを思わせる渦潮の場面が登場。シャーリーズ・セロン演じるキルケーの姿も明らかになっている。
また、ノーランは米番組「The Late Show with Stephen Colbert」にて、本作が非直線的に書かれており、物語の途中から始まる構成であることを説明。トロイア戦争から10年後、オデュッセウス不在のイタカから物語が動き出すと語っている。
すでにティザー映像が公開されていたが、今回は各キャラクターの劇中での姿や役割をより詳細に確認することができる。ノーラン作品らしいい実景感と大スケールの映像設計、繊細な人間ドラマが重なり、見応え抜群の超大作に仕上がりそうだ。
本作は、全編IMAXフィルムカメラで撮影された作品としても注目されている。ノーランが長年こだわってきた大スクリーンでの映画体験が、古代叙事詩のスケールと結びつくことになる。
『オデュッセイア』は2026年7月17日に米国公開予定。日本公開日は2026年。
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