ケヴィン・ファイギ、キー・ホイ・クァンを直指名でマーベルに誘い入れる
マーベル・シネマティック・ユニバースの実写ドラマとしては初のシーズン更新となるに「ロキ」シーズン2に出演するキー・ホイ・クァンが、マーベル参加についての経緯を明かした。Podcast番組「Happy Sad Confused」出演時に語っている。
2023年3月に日本公開となる『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』にて第80回ゴールデングローブ賞助演男優賞を見事受賞したクァン。今後のオファー殺到も待ったなしだが、「ロキ」シーズン2についてはマーベル社長のケヴィン・ファイギから直々に電話で出演オファーを受けたと語っている。
「『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』公開時、最初に電話をくれたのがケヴィン・ファイギでした。ありがたくもMCUに参加しませんか、ジョナサン・メジャースや仲間を呼びませんかと言ってくれたので、こう言いましたよ。スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、ザ・ダニエルズ(ダニエル・クワンとダニエル・シャイナート)、そしてあなた以外に僕を起用しようとしてくれた人はいませんよ、と。今も信じられません。人生でもっとも幸せな1年だったから、僕は2022年という年をいつまでも忘れないと思います。」
ゴールデングローブ賞の受賞スピーチでクァンは、かつて初めて自分を起用してくれたスピルバーグに感謝を述べていた。成長するとともに役のオファーがなくなってしまったものの、30年余りの時を経て、子役時代を覚えてくれていたザ・ダニエルズが『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の出演を打診してくれたことを涙ながらに吐露していた。世界トップクラスのスターになっても謙虚で誠実なクァンにとって、ファイギからのオファーも忘れ難く特別なものになるのだろう。
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Source:Happy Sad Confused