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故ロブ・ライナー、死後にエミー賞ノミネート ─ 「一流シェフのファミリーレストラン」出演で

Montclair Film, CC BY 2.0 , via Wikimedia Commons

2025年12月に逝去した故ロブ・ライナー監督が、第78回エミー賞に死後ノミネートされた。TVシリーズ「一流シェフのファミリーレストラン」シーズン4での演技により、ゲスト男優賞コメディ・シリーズ部門に名を連ねた。

『スタンド・バイ・ミー』『恋人たちの予感』『ミザリー』などで知られる名匠ライナーは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などで俳優としての顔も見せてきた。娯楽作から社会派作品まで意欲的に手がけ、後進にも多大な影響を与えたが、2025年12月14日、妻のミシェルとともに自宅で遺体で発見された。息子のニックが2人を殺害した容疑で逮捕、起訴されるという痛ましい最期となっている。

この度、ライナーがノミネートされた「一流シェフのファミリーレストラン」は、ニューヨークで名を馳せたシェフのカーミー(ジェレミー・アレン・ホワイト)が、故郷シカゴに戻り、兄マイキー(ジョン・バーンサル)の遺した財政難のサンドイッチ店The Beefの立て直しを図り、新店The Bearでのオペレーションに奮闘する物語。

ライナーは本シリーズのシーズン4に、レストラン・コンサルタントのアルバート・シュヌーア役で出演。ベテラン店員エブラ(エドウィン・リー・ギブソン)に、The Beefの事業拡大に向けたビジネスプラン作りを指南する。

わずか3エピソードの出演ながら、ライナー自身の人となりがにじむようなアルバートの懐の深さは、エブラの新たな挑戦を後押しする存在として印象を残した。

また、シリーズ最終話では、アルバートと電話で会話したエブラが“As you wish(お望み通り)”と締めくくる一幕もあった。これは、ライナーが1987年に手がけた『プリンセス・ブライド・ストーリー』にて、農夫のウェスリー(ケイリー・エルウィス)が幾度となく口にする名台詞。天国のライナーにさりげないオマージュを捧げる場面となった。

ゲスト男優賞コメディ・シリーズ部門では、ライナーのほか、マイケル・J・フォックス(「シュリンキング:悩めるセラピスト」)、ブレット・ゴールドスタイン(「シュリンキング:悩めるセラピスト」)、ヘイミッシュ・リンクレイター(「ウィドウズ・ベイ」)、クリストファー・マクドナルド(「Hacks」)、コナー・ストーリー(「サタデー・ナイト・ライブ」)がノミネートされている。

第78回エミー賞授賞式は、現地時間2026年9月14日に開催される。

Source:Variety,The Hollywood Reporter,Deadline

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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