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新『バイオハザード』は『7』のキャラ感と『4』のリズム感から影響 ─ 監督は筋金入りのシリーズファン

バイオハザード

ザック・クレッガー監督による新作映画『バイオハザード』は、ゲーム『バイオハザード4』と『バイオハザード7 レジデント イービル』から、それぞれ異なる要素を取り入れて作られたようだ。『4』からは次々と舞台を変えていく「リズムとスケール」、『7』からは恐ろしい状況へ放り込まれる「ごく普通の男」という主人公像。クレッガーが本作の物語設計を明かしている。

クレッガーが2026年9月1日(現地時間)、『バイオハザード』の本編30分先行上映後に行われたReddit主催の公開AMAで語ったもの。「どの『バイオハザード』作品が、この映画の物語上の判断に最も大きな影響を与えたか」と尋ねられ、『4』と『7』を挙げた。

まず『バイオハザード7 レジデント イービル』(2017)について、クレッガーが惹かれたのは主人公イーサン・ウィンターズの立ち位置だ。

「『バイオハザード7』はイーサンが登場するところで、ごく普通の男がこの恐ろしい状況に投げ込まれるという感じが好きだ。」

『7』で初登場したイーサンは、レオン・S・ケネディやクリス・レッドフィールドのような訓練を受けた戦闘のプロではない。行方不明の妻を探しに向かった一般人が、想像を絶する惨劇へ巻き込まれていく。

新作映画の主人公ブライアンも、この系譜に位置づけられる。オースティン・エイブラムス演じるブライアンは医療品の配達人で、戦闘やサバイバルの専門技能を持たない人物。「戦闘スキルもサバイバル能力も持ち合わせていない」一般人として描くとされており、観客自身が『バイオハザード』の世界に放り込まれたような感覚を狙っている。

一方、『バイオハザード4』(2005)から取り入れたのは、主人公像ではなく物語の進み方だ。『4』では、レオンがヨーロッパの寒村から城、島へと進みながら、舞台も脅威も次々と姿を変えていく。

「『バイオハザード4』には、セットピースからセットピースへ、ロケーションからロケーションへと移っていく、僕が本当に好きなリズムがある。『4』はとにかく大きなゲームで、村から城、そして島へと、まるで別々の世界を巡っていくように、次から次へと新しいものを与え続けてくれる。」

この構成を映画にも応用した。クレッガーは結論として、「『4』のリズムとスケールを借りて、『7』のキャラクター要素をいくつか使う、という考え方が好きだった」と説明している。

『4』から強い影響を受けていること自体は以前から語られてきた。筋金入りのシリーズファンであるクレッガーは、同作を「100回」クリアしたことがあるほど。新作映画についても、ゲーム『バイオハザード2』『3』と同じ時代・世界を舞台としながら、トーンは『4』に近いと説明されていた。

クレッガーは2026年4月のPlayStation.Blogでも、「ひとりのキャラクターがA地点からB地点へ向かう映画」を作りたかったと説明していた。ゲームでは旅の途中でさまざまな環境へ入り込み、事態が次第に悪化していくところに映画的な魅力を感じたという。新作ではブライアンが医療品を届けるために移動を続け、その先々で新たな危険に遭遇する。

この発想は、クレッガーが「ゲームのどれか一作の物語をそのままなぞってスクリーンに映したら、僕は失敗すると思う」と語っていることともつながる。物語そのものを再現するのではなく、『4』の進行感覚や『7』の主人公像といった、各作品を成立させている要素を抽出して、新しい物語へ組み直したというわけだ。

なお司会者から「『4』のファンが今、大興奮です」と告げられると、クレッガーは改めて同作への愛着を口にしている。「本当に楽しいゲームだ。いつでもプレイできる。どこから始めさせられても没頭してしまう」。

『バイオハザード』は2026年10月9日(金)全国公開。

Source:Resident Evil Q&A with Zach Cregger | Barbarian, Weapons & More, PlayStation.Blog

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THE RIVER編集部THE RIVER

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