『バイオハザード』吹替版に下野紘&早見沙織 ─ 「ありとあらゆる叫び声やビビリ声を出しまくりますので」
映画『バイオハザード』の日本語吹替版にて、主人公の配達人ブライアン役を下野紘、ブライアンの恋人ミシェル役を早見沙織が務めることがわかった。あわせて、下野の絶叫が響き渡る日本語吹替版予告も公開された。
『バイオハザード』は、『バーバリアン』(2022)『WEAPONS/ウェポンズ』(2025)のザック・クレッガー監督が、カプコンの人気ゲームシリーズを完全新作として映画化するサバイバルホラー。主人公ブライアン(オースティン・エイブラムス)は、ヒーローでも特殊部隊のエージェントでもなく、医療品の配送を生業とするごく普通の男だ。ある配達を引き受けたことからラクーンシティへ向かい、壮絶な一夜を生き延びることになる。
ブライアンに戦闘やサバイバルの技能がないことは、本作の重要なポイント。クレッガー監督は、本作で強い主人公が敵を倒していくアクションではなく、ゲームをプレイする際の心細さや恐怖を映画として再現することを重視している。予告編でも、銃に不慣れなブライアンがまともに狙いを定められない様子など、原作ゲームのプレイ感覚を意識した演出が確認できる。また監督は、レオン・S・ケネディやジル・バレンタインといった既存キャラクターを無理に登場させるのではなく、オリジナルの物語を優先する方針も明かしている。

そんな“主人公補正なし”のブライアンに声を吹き込むのが下野だ。収録では、とにかく叫び続けることになったという。
「この映画は今まで観たことがない、全く新しいバイオハザードとなっておりまして、とにかく皆さんの想像以上に怖くて、そして面白いんです。主人公はスーパーヒーローじゃなくて、どこにでもいそうなごくごく普通の配達人で、ある医療品の配達を頼まれるんですが、その届け先が、あの地獄のラクーンシティ。」
ブライアンは90分にわたり「ビビリまくり、叫びまくり、逃げまくり」だという。数々のキャラクターを演じてきた下野自身も「ここまで怖い目に遭う役はなかなか無いんじゃないかな」と振り返り、「人間がもつありとあらゆる叫び声やビビリ声」を出したとコメント。「ただし、90分後、命の保証はありません」と、おなじみの絶叫を交えながら予告している。
一方、早見が演じるミシェルは、地獄のラクーンシティへ向かうブライアンと電話越しに言葉を交わす恋人。ふたりは互いを思いながらも、ある大切な話をめぐってわずかなすれ違いを抱えており、ミシェルの存在が恐怖の中を進み続けるブライアンの大きな支えとなる。
「ミシェルは、ラクーンシティに向かうブライアンと電話越しに言葉を交わす恋人です。恐怖の真っ只中にいる彼が、生きて帰って会いたい相手であり、同時に彼を追い詰めてしまうこともある。その両方を意識して演じました。」
早見はもともとゲーム「バイオハザード」シリーズに触れた経験もあるという。小学生のころに友人宅でシリーズと出会い、『バイオハザード4』を借りてひとりでプレイしたものの、「怖がりのうえに操作も下手」で序盤から何度も“You are dead”になったそう。「以来ずっと、見て楽しむ専門です。まさか自分が声で参加する日が来るとは」と、吹替参加への感慨を語っている。
戦う能力をほとんど持たず、恐怖のたびに叫ぶブライアンと、電話の向こうから彼の心を支え、時には追い詰めもするミシェル。今回の吹替キャスティングは、本作が目指す「普通の人間が『バイオハザード』の世界に放り込まれたらどうなるのか」というコンセプトを、日本語版でも前面に押し出す組み合わせとなった。
下野紘(ブライアン役)コメント全文
こんにちは。この度、映画『バイオハザード』の主人公、ブライアンの声優を務めることになりました。この映画は今まで観たことがない、全く新しいバイオハザードとなっておりまして、とにかく皆さんの想像以上に怖くて、そして面白いんです。主人公はスーパーヒーローじゃなくて、どこにでもいそうなごくごく普通の配達人で、ある医療品の配達を頼まれるんですが、その届け先が、あの地獄のラクーンシティ。次々と襲ってくる恐怖に、90分間、とにかくビビリまくり、叫びまくり、逃げまくります!僕も声優としていろんなキャラクターを演じてきましたが、ここまで怖い目に遭う役はなかなか無いんじゃないかなと。そしてとにかく、人間がもつありとあらゆる叫び声やビビリ声を出しまくりますので、ぜひ映画館で聞いていただき、皆さまも主人公と一緒になって恐怖の90分を体感してください。ただし、90分後、命の保証はありません。ひぃぃぃぃぃぃ〜! 下野紘でした!
早見沙織(ミシェル役)コメント全文
ミシェルは、ラクーンシティに向かうブライアンと電話越しに言葉を交わす恋人です。恐怖の真っ只中にいる彼が、生きて帰って会いたい相手であり、同時に彼を追い詰めてしまうこともある。その両方を意識して演じました。シリーズとは、小学生の頃に友達の家で出会いました。怖がりのうえに操作も下手で、『4』を借りて一人でやってみたら序盤で何度も”You are dead”に。以来ずっと、見て楽しむ専門です。まさか自分が声で参加する日が来るとは。日本語吹替版の怖さを、ぜひ劇場で味わってください。
本作は米国では9月18日の公開を控えており、チケット前売りの好調から、シリーズ歴代最高のオープニング興行収入を記録する可能性も伝えられている。日本ではその約3週間後に上陸する。
脚本はクレッガー監督とシェイ・ハッテンが共同執筆。オースティン・エイブラムスのほか、ザック・チェリー、カーリー・レイス、ポール・ウォルター・ハウザーが出演する。映画『バイオハザード』は2026年10月9日(金)、全国の映画館で公開。
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