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マラドーナ死去、映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』監督が追悼「彼は不滅の男だと思っていた」

ディエゴ・マラドーナ 二つの顔
(C)2019 Scudetto Pictures Limited 

「神の手」「5人抜き」ゴールなど、数々の伝説を残した元アルゼンチン代表サッカー選手のディエゴ・マラドーナが、2020年11月25日(現地時間)に死去した。

この訃報に、2021年4月2日(金)より日本公開が予定されているマラドーナを題材とした映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』で監督を務めたアシフ・カパディアが、自身のTwitterで追悼のコメントを発表した。

11月25日、マラドーナはアルゼンチン・ブエノスアイレス郊外のティグレにある自宅で心臓発作を起こし、60歳で帰らぬ人となった。突然の悲劇に、マラドーナが在籍したクラブチームや、現役・引退選手問わずサッカー界から追悼の言葉が寄せられている。

ディエゴ・マラドーナ 二つの顔
(C)2019 Scudetto Pictures Limited

サッカー界のレジェンドと称されるマラドーナの過去に焦点を当てた『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』を手がけたカパディア監督も最大の敬意と共に追悼文を発表した。

「ディエゴ・マラドーナが亡くなったなんて信じられません。受け入れられないです。彼は不滅の男だと思っていました。私は彼と10時間も共に過ごしたんです!彼の左足にも触れた。彼自身、彼の神話、そして彼がいかに戦っていたかを、私たちは世界に見せようと全力を尽くしました。偉大なるレジェンド、ディエゴ・マラドーナ。」

『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』は、世界的な人気を誇るアルゼンチン出身のサッカー選手マラドーナが、熱狂的な観客が集うイタリア南部の弱小クラブSSCナポリに移籍してから直面することになる苦悩を描く物語。ピッチでは「神の手」「5人抜き」でメキシコW杯優勝など、スーパースターとして崇め立てられたかと思いきや、プライベートではマフィアとの交際、愛人とのゴシップ、コカインでの逮捕により、トラブルメーカーとして忌み嫌われてしまう。やがて、サッカーを愛するピュアな“ディエゴ”と、マスコミを騒がせるダークな“マラドーナ”という相反する二つの顔が浮かび上がる…。

監督・製作総指揮を務めたのは、『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』(2010)で英国アカデミー賞、『AMY エイミー』(2015)でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を獲得したイギリスの俊才アシフ・カパディア。製作には『AMY エイミー』や『オアシス:スーパーソニック』(2016)のジェームズ・ゲイ=リースが就任している。製作にあたっては、マラドーナ本人の完全な協力を得ており、500時間の貴重な秘蔵映像と共に、栄光と挫折を繰り返す天才の光と影が明かされる。

映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』は、2021年4月2日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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