『セサミストリート』映画化権をNetflixが獲得 ─ 実写『リロ&スティッチ』製作会社が参加へ

世界中で愛される子ども向けテレビ番組「セサミストリート」の映画化権をNetflixが獲得した。The Hollywood Reporterが報じている。
「セサミストリート」映画化権については約1年にわたる争奪戦が繰り広げられてきた。「セサミストリート」を制作しているセサミ・ワークショップは2025年秋にライセンシング・エージェントのCAAと契約を結び、当初はNetflix、ユニバーサル、そして情報筋によるとワーナー・ブラザースの3社による熾烈な争いとなっていた。
実質、約10年間にわたり映画化権を保有していたにも関わらず、ワーナー・ブラザースは映画版『セサミストリート』を実現できずにいた。また親会社ワーナー・ブラザース・ディスカバリーをめぐる買収劇が繰り広げられたこともあり、早期に撤退した。
結果、Netflixとユニバーサルの2社による入札合戦となり、Netflixが『セサミストリート』の長編映画化権を獲得。映画の製作は『アラジン』(2019)『リロ&スティッチ』(2025)などディズニーアニメの実写化を成功に導いてきたRidebackが担当する。Ridebackはすでにセサミ・ワークショップとアニメーションプロジェクトで協業関係にあり、セサミ・ワークショップもプロデューサーとして映画化企画に関与する予定だ。
1969年に米国の公共放送サービス(PBS)で放送が開始した「セサミストリート」はマペットと呼ばれる個性豊かなキャラクターたちやアニメーションを通じて、文字や数字の基礎学習から、情操教育や社会問題を子どもたちに伝えることを目的としたご長寿番組。アンドリュー・ガーフィールドなど、著名スターが出演することも度々あり、その影響力やファンコミュニティの大きさは米国内にとどまらず、世界中で広く支持されている。
連邦政府の資金提供停止やHBOとの契約終了などの経済的な難局を乗り越え、2025年5月にセサミ・ワークショップはNetflixと新たな配信契約を締結。PBSでの無料放送は今も継続して行われているが、この度の動きにより「セサミストリート」はNetflixとの関係をさらに深める。
映画版『セサミストリート』は、アン・ハサウェイ主演で製作が進められ、ヒップホップ・アーティストのチャンス・ザ・ラッパーが出演交渉の段階にあったが、新型コロナウィルスの感染拡大により進行がストップしていた。2023年時点でハサウェイはプロジェクトへの愛着を語っていたが、現在も関与しているかはさだかでない。Netflixが映画化権を獲得したことで、大きく前進することに期待したい。
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Source:The Hollywood Reporter,2,YouTube


























