映画『ハン・ソロ』主演俳優、続編への心境とは ─ 「何を描くものなのか次第」

『スター・ウォーズ』屈指の人気キャラクター、ハン・ソロの若き日の知られざる冒険を描いた映画『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』（2018）は、シリーズの中でも続編の製作が強く望まれる1作だ。本作で主演を任されたオールデン・エアエンライク本人は、再演について現時点でいかなる心境を抱いているのだろうか？

約3,000人の中からハン・ソロ役に抜擢され、いざ演じるとハリソン・フォードから絶賛されるほどの実力を発揮したオールデン。製作開始から公開に至るまで丸3年が費やされたという本作で大役の務めを果たした後、自らしばらく休息期間を取ったのだそう。「僕はいち人間として、人生で人と繋がり、（映画の）世界の外側で時間を過ごして成長したかったんです」と英Esquireに話している。

オールデンが映画業界から距離を置いていた間、『ハン・ソロ』の続編製作を巡っては、これを望む人々による動きもあった。公開から2周年を受けた2020年5月下旬には、『ハン・ソロ』続編を求める運動「#MakeSolo2Happen」が巻き起こり、Twitterではアメリカで一時トレンド入りするほどの盛り上がり具合を見せていたのだ。

そんな中、オールデンは再演について「それが何を描くものなのか次第」との答えを出している。「どのような出来になるかによるのではないでしょうか。物語が持って生まれたものであるかどうか次第だと思います」。とは言うものの、オールデンは『ハン・ソロ』を含む3本のスター・ウォーズ映画の出演契約をルーカスフィルムとの間ですでに済ませている。

続編の実現に関しては、脚本のジョン・カスダンは「すぐには難しい」と以前語っていた。その一方で、オールデン自身は噂をいくつか耳にしているのだそう。ただし「具体的なことは何もない」とのこと。いつになるかは分からないが、再びオールデンがハン・ソロとしての姿を見せてくれることをただ願うばかりだ。

ちなみに、オールデンは俳優業を徐々に再開させている模様。今後には、イギリスの名著『すばらしい新世界』のドラマ化作品「Brave New World（原題）」で主演を務めている。

Source:Esquire