『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』新マスクは表情が見えるよう柔らか設計、トム・ホランドも強く希望 ─ 「呼吸まで見える」

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』でトム・ホランド演じるスパイダーマンのマスクが以前より柔らかく、顔や耳の輪郭まで浮かび上がるようになったのには、明確な理由があった。マスク越しでもピーター・パーカー役ホランドの表情やリアクション、さらには呼吸まで伝わるようにするため、意図的に柔らかな作りに変更されたという。
本作の衣装デザイナー、サンジャ・ミルコヴィック・ヘイズが米ComicBookにて明かした。ヘイズによれば、本作ではホランドがかなり長い時間にわたって(入浴時でさえも)スパイダーマンのフルスーツを着用していたため、マスクで俳優の芝居が隠れてしまうことが課題だったという。
「映画では、顔が見えるようにしたいものです。トムの場合はそこが大きな課題でした。おそらく80%くらいはスーツを着ていましたから。」
そこで変更したのが、頭部を覆うマスク部分。より柔らかな作りにすることで、ホランドが顔を動かした時の変化はもちろん、耳の動きや輪郭も外側から感じ取れるようにした。
このアイデアについてはホランド自身も強く希望していたという。ヘイズは、「その下に顔があること、動きがあることを見せる必要がありました。呼吸していることさえわかるくらいに」と語った。今回のマスクは、単に薄くなったのではなく、マスクを着けたままでもピーターの身体や感情を読み取れるよう設計されていたわけだ。

『ブランド・ニュー・デイ』の新スーツについては、これまでも「本物の布、縫い目、シワ」を持つ手製のスーツとして設計されたことが明らかになっていた。前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)を経て、トニー・スタークの技術から離れたピーターが自分自身で作り上げたスーツという設定が、素材感にも反映されている。
さらにホランドは、このスーツがトビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版スパイダーマンへのオマージュでもあると説明していた。コミックらしいデザインや布らしい質感だけでなく、マスクそのものにも「中に人間がいる」ことを感じさせる工夫が施されていたことになる。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は公開中。
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Source:ComicBook






























