『スーパーガール』脚本家、DCU他作品とは「そこまで多くの接続を気にせず、自由にさせてもらえた」

DCユニバース新作映画『スーパーガール』は、ジェームズ・ガン&ピーター・サフラン体制による新DCUの劇場映画第2作となる。ユニバース作品といえば、今後の物語や他作品との接続が注目されるものだが、脚本を手がけたアナ・ノゲイラは、本作では比較的自由に物語を作ることができたと語っている。
『スーパーガール』は、カーラ・ゾー=エル/スーパーガールを主人公にした新作映画。従来の明るく清廉なヒーロー像とは異なり、本作のカーラは喪失やトラウマを背負った、より荒々しく複雑な人物として描かれる。
THE RIVERのインタビューで、ジェームズ・ガンと仕事をするうえで、本作が大きなDCUとどうつながるのかを意識する必要はあったのかと尋ねると、ノゲイラは「その点では私はある意味ラッキーだったと思います」と振り返った。
「私たちはDCUの中で2本目の作品でしたし、しかも物語は全編ほぼ宇宙空間で展開します。こうしたユニバースが作られていく中では、作品を重ねるごとに、自分のパズルのピースをより正確にはめ込んでいく必要が出てくると思います。」
もっとも、『スーパーガール』の場合は、他作品との接続に縛られすぎることはなかったという。
「今回は、そこまで多くを接続しなければならないわけではありませんでした。彼女がいつやってきたのか、スーパーマンに関するいくつかの要素などはありましたが、最終的にはその点でかなり自由にやらせてもらえました。そこは本当に恵まれていたと思います。」

一方で、今回のスーパーガール像は、これまで映像作品などで描かれてきたバージョンとは異なる印象を受ける。新しいカーラを作るうえで、ノゲイラが最も大切にしたのは、彼女の現在と過去を切り離さないことだった。
「私にとって大切だったのは、彼女の現在の振る舞いと過去の背景を結びつけることでした。彼女が経験してきたトラウマや、あらゆる喪失を経た人間がどうなるのかに対して、誠実であろうとしました。」
カーラは、滅びゆくクリプトンを知る数少ない生き残りのひとりだ。そのトラウマは、彼女の性格や行動にも深く影を落としている。ノゲイラは、そうした痛みがどのように人物像へ表れるのかを重視したという。
「そうした経験を経て、人はどんな人間になり得るのか。どんな重さを抱えて生きていくのか。それが行動としてどのように表れるのか。そこを出発点にして、彼女がどこへ向かうのかを描くのが、とても楽しかったです。」
ユニバースの一部でありながら、まずはカーラ自身の物語として作られた『スーパーガール』は公開中。THE RIVERの公式YouTubeチャンネルでは、スーパーガール/カーラ・ゾ=エル役のミリー・オールコック、ロボ役のジェイソン・モモア、脚本家のアナ・ノゲイラへ行ったインタビュー動画を公開中だ。
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