タロン・エジャトン、『ハン・ソロ』主演を断った理由明かす ─「『キングスマン』の脚本を読んだときみたいには感じられず」
『スター・ウォーズ』ハン・ソロの若き日の姿を描いた冒険映画、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)。ハン・ソロ役の候補として、『キングスマン』シリーズでおなじみのタロン・エジャトンの名前があがっていたことは有名な話だが、どうやら自ら同役から降りることを決断していたというのだ。その理由とは一体何だったのだろうか?
ポッドキャスト「Happy Sad Confused」にてタロン・エジャトンは、「正直に言うと、ミレニアム・ファルコンに乗ったんです。チューバッカと一緒でした。フルコスチュームになって」と、『ハン・ソロ』について口を開いている。そのオーディションに参加していたことを認めながらも、エジャトンいわく自身が演じるべき役には感じられなかったという。
「そこに行って、演じて、その人生を経験しました。そのあとオーディションがもう一度あったのですが、僕は受けないことに決めたんです。もう十分過去のことなので、これは話しても大丈夫でしょう。ただ、僕が話したことで、誰かに迷惑がかからないことを願います。『キングスマン』の脚本を読んだとき、“これはやらなければいけない、これは僕のための役だ”と思ったんです。(ハン・ソロには)それを感じなかったんですよ。」
ハン・ソロとして一度は衣装を纏い、チューバッカとともにミレニアム・ファルコンにてキャラクターを演じてみるも、エジャトンは自身に合わない役と感じ、これ以上、オーディションを受けるわけにはいかないと判断したようだ。「ハリソン・フォードの後を追うようなものですから」とも述べており、名優が築き上げた役の後継者となることにも不安があっという。
なお、若き日のハン・ソロとしてはエジャトンのほか、アンセル・エルゴートやマイルズ・テラー、スコット・イーストウッドらが候補にあがっていた。錚々たる俳優陣が勢揃いする中、最終的に2代目ハン・ソロとしてキャスティングされたのは、オールデン・エアエンライク。撮影に入る前にハリソン・フォードからアドバイスをもらい、ハン・ソロを見事に演じきった。その姿を観たハリソンからオールデンは、「本当に素晴らしかった」と絶賛されたそうだ。さまざまなプレッシャーがのしかかる中、オールデンは確かな実力を発揮したのである。
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Source:Happy Sad Confused , The Direct