「ザ・ボーイズ」シーズン4、ホームランダーさんの顔芸が進化している件について ─ 製作者も「ただただ驚かされている」

今回のホームランダーさん、なんだか顔芸がいつにも増して進化してやいないか。
米Amazonの人気ドラマ「ザ・ボーイズ」シーズン4を観て、こう思ったのは筆者だけではないはずだ。これまで気に食わないことを力で解決してきた最強ヒーローのホームランダーだが、息子のライアンはなかなか言うことを聞いてくれないし、完璧だったブロンドヘアからは白髪が生えてくるし、思い通りにいかないことが山積していく一方。その苛立ちは表情にめちゃくちゃ出てしまっている。
そんなホームランダーの顔芸が本領発揮を見せるのが、シーズン4第3話『我らは赤旗を掲げ続ける』。自分に隠れてブッチャーに会いに行っていた息子のライアンに対し、怒りを爆発させたホームランダーは鏡の前に行き、ひとり反省会を行う。鏡には本体とは別に4つの人格が映し出され、「今のは大失敗だったな」と諌めるホームランダーがいれば、「どうした、しっかりしろ。深呼吸だ」と鼓舞するホームランダー、「全く、何てザマだ」と突き放すホームランダーも。アントニー・スターが魅せるそれぞれの表情には、絶妙な違いを見ることができる。

実は、スターの顔芸に驚かされているのは我々だけではない!「ザ・ボーイズ」でショーランナーを務めるエリック・クリプキもその1人だ。クリプキは米Varietyで「アンソニーの能力は、他の人が1つしかできない顔表現を16パターンもできてしまうこと。ただただ驚かされます」と語っている。
スターの表情を用いた多彩な演技が賞に値するとも考えているようで、「彼には、エミー賞をあげましょうよ」と太鼓判のクリプキ。「なんでまだ実現していないのか意味不明ですよ」とまで語っている。
クリプキによれば、「ザ・ボーイズ」では演者一人ひとりの強みに応じて輝きの場を与えているのだとか。「俳優が心地良いと感じるもの、得意とするもの、盲点を見極めた上で、彼らの強みを活かしてあげることができるんです」。ホームランダー役のスターの場合、顔表現の豊かさが強みであることをクリプキは理解しているがゆえ、ひとり反省会のようなシーンが誕生したというわけだ。

早くも折り返しを迎えるシーズン4で、ホームランダーの暴走はとどまることを知らない。シーズン5での完結も決まっている「ザ・ボーイズ」、果たしてホームランダーは物語の最後にどんな表情を見せるだろうか。
「ザ・ボーイズ」シーズン4第1〜3話はAmazon Prime Videoで配信中。
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