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ジェシー・アイゼンバーグ監督『ザ・デビュー』予告編が米公開 ─ ジュリアン・ムーア主演、R指定ミュージカル・コメディ

https://www.youtube.com/watch?v=clyzHmBx43E

『リアル・ペイン〜心の旅〜』(2024)が高い評価を受けた、俳優ジェシー・アイゼンバーグの監督第3作『ザ・デビュー(原題:The Debut)』の予告編が米国で公開された。製作はA24が務めている。

ごく平凡で、内気な主婦モナ・フリードマンは、ひょんなことからミュージカルのオーディションを受けた。演出家のジェリーは、「ニュージャージーの市民劇団では一番の大物」と呼ばれる男。「教会の聖歌隊以来、人前で歌ったことはない」というモナは、ほかに競争相手がいなかったという“ミス・ダニエル役”を射止める。

ひとりの女性は言う。「ジェリーはあなたを試し、追いつめ、泥沼に引きずり込む」と。その言葉通り、その日からジェリーの地獄の特訓が始まった。「セリフを3回続けて言え、まばたきはナシだ」「今日は全員おしまいだ、モナ以外」「君のやっていることは、何ひとつうまくいっていない」。

やがて、モナは助言を受けて動きはじめる。自分の人生すべてを演技に使うのだ、と。

ジェリーは語りかける。「私は君を塀の上から突き落とし、君はバラバラになって転がっている。だけど、一緒に組み立て直すんだ。そうすれば最高に輝くはず」

ミス・ダニエルを演じているときはどんな気分? そう尋ねられたモナは、「なんでもできるし、なんでも言える」と答えた。やがて、ジェリーは胸中を明らかにする。「私も以前は役者だった。君が舞台に立つ姿を見て、“あれが自分だったらいいのに”と思ったよ」。

そして、開幕の夜がやってくる──。

主演は名優ジュリアン・ムーアで、アイゼンバーグの監督デビュー作『僕らの世界が交わるまで』(2022)以来の再タッグとなる。『セッション』(2014)を思わせる鬼演出家ジェリー役は、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(2023)のポール・ジアマッティが演じた。

共演は実写版『リトル・マーメイド』(2023)のハリー・ベイリー、『AFRAID アフレイド』(2024)のハバナ・ローズ・リウ、『ディア・エヴァン・ハンセン』(2021)のコルトン・ライアン、ミュージカル界の重鎮バーナデット・ピーターズほか。本作は“R指定ミュージカル・コメディ”とされており、舞台経験豊富な俳優陣が多数起用されている。

本作でジェシー・アイゼンバーグは、監督・脚本・作詞・作曲・製作を兼任するほか、俳優としても出演。プロデューサーには『リアル・ペイン〜心の旅〜』に続いてエマ・ストーン&デイヴ・マッカリー、アリ・ハーティングが名を連ねている。

映画『ザ・デビュー(原題:The Debut)』は2026年秋の米国公開予定。日本公開は未定。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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