ニコラス・ケイジがジェームズ・ボンドのモデルになったスパイ演じる『Fortitude』極秘作戦描く予告編

『コン・エアー』(1997)のサイモン・ウェスト監督、第2次世界大戦中に実際に行われた史上最大級の欺瞞作戦を描く新作スパイ・スリラー『Fortitude(原題)』の予告編が公開された。『コン・エアー』でウェストとタッグを組んだニコラス・ケイジが、ジェームズ・ボンドのモデルとなった伝説の二重スパイを演じる。
本作は実話をもとにした作品で、連合軍がノルマンディー上陸作戦を成功へ導くために仕掛けた史上最大級の欺瞞作戦を描く。
物語の主人公は、恐れを知らない異端のスパイ、ダドリー・クラークとトーマス・アーガイル・“TAR”・ロバートソン。2人はウィンストン・チャーチル首相の支援を受け、後に『ジェームズ・ボンド』シリーズを生み出す作家で元スパイのイアン・フレミングや数々のスパイと協力しながら、ナチス・ドイツ軍を欺く壮大な極秘作戦を計画する。
作戦に加わるのは、後にジェームズ・ボンドのモデルになったとされるセルビア出身の伝説的二重スパイ、ドゥシュコ・ポポフをはじめ、スペイン人の養鶏農家からスパイとなったフアン・プホル、英国情報機関の優秀な諜報員ナンシー・アームストロングら。彼らは架空の軍隊や偽の戦車、航空機、艦船、さらには俳優や偽の無線通信まで駆使し、ヒトラー率いるナチス軍を巧みに欺いていく。
予告編では、ケイジ演じるポポフがジェームズ・ボンドの代名詞とも言えるウォッカ・マティーニを「Shaken, not stirred(ステアではなくシェイクで)」と注文する場面や、爆発するペンといったボンド映画を彷彿とさせるガジェットが登場。さらに、ホテルの87号室のドアを勢いよく閉めた拍子に「8」のプレートが横へずれ、「007」へと変わる粋な演出で予告編は幕を閉じる。ナチス・ドイツを欺く大胆な作戦が、ユーモアを交えながらテンポの良いアクションとともに描かれている点も見どころだ。
キャストはケイジのほか、主人公ダドリー・クラーク役で『デッドプール』(2016)のエド・スクレイン、トーマス・ロバートソン役で『ウォッチメン』(2009)のマシュー・グードが出演。
さらに、『ドクター・ドリトル』(2020)のマイケル・シーンがウィンストン・チャーチル役、『トゥルーライズ』(1994)のアート・マリックがイアン・フレミング役、『バッドボーイズ2バッド』(2003)のジョルディ・モリャがフアン・プジョル役、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013)のアリス・イヴがナンシー・アームストロング役を演じ、『ガンジー』(1982)のベン・キングズレーも出演する。
ケイジが演じるドゥシュコ・ポポフは長年にわたり、イアン・フレミングが『007』シリーズのジェームズ・ボンドを生み出す際のモデルの一人と考えられてきた人物だ。戦時中の大胆な諜報活動がフレミングに大きな影響を与えたとされており、本作ではジェームズ・ボンドの生みの親であるフレミング本人と、その着想源となった伝説のスパイが同じ物語に登場することになる。
史実にもとづくスパイ戦を描きながら、『007』誕生のルーツ的な要素に迫る作品となる点は、本作ならではの大きな見どころと言えそうだ。現時点で、映画『Fortitude(原題)』の公開日は発表されていない。
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Source:Collider





















