「スパイダー・ノワール」打ち切り発表の2日後にエミー賞5冠に輝く ─ 「誰に電話すればいい?」

ニコラス・ケイジ主演の実写ドラマ「スパイダー・ノワール」が、2026年9月6日(現地時間)に開催されたクリエイティブ・アーツ・エミー賞で5冠に輝いた。打ち切りの発表からわずか2日後の受賞となる。
「スパイダー・ノワール」が受賞したのは、コメディ番組部門のスタント・コーディネーション賞、音響編集賞、タイトルデザイン賞、 視覚効果賞、撮影賞の5部門。本作はAmazon MGM Studios/Prime Videoの作品として、今年最多となる計11部門にノミネートされていた。
「スパイダー・ノワール」は授賞式を目前に控えた9月4日(現地時間)、シーズン1での終了が報じられたばかりだ。その直後の受賞について、スタント・コーディネーションを手がけたフレディ・ブシエーグとヒュー・アオード・オブライエンは、報道陣からの取材に応対。打ち切りの撤回を期待しているかと尋ねられると、それは自分たちの担当ではないとしたうえで、「誰に電話すればいいか教えてください。僕から聞いてみます」と冗談交じりに返したという。
一方、主演のケイジは打ち切り発表後、「僕にとっては、1シーズンで完璧です」と受け止め、「伝えたいことは伝えられた」とコメント。以前からシーズン2制作の可能性については「わからない」としており、シーズン1だけで「単独の作品として成り立っている」との考えを示していた。
本作では、ケイジがアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)で声優を務めたスパイダーマン・ノワールを、別ユニバースのキャラクターとして実写で再構築。1930年代のニューヨークを舞台に、かつて街で唯一のスーパーヒーロー“スパイダー”として活動していた私立探偵ベン・ライリーの過去と再起を、フィルム・ノワール調の映像で描いた。ケイジ自身が提案したモノクロ版とカラー版の2種類が用意されたことも大きな特徴だった。
なお「スパイダー・ノワール」は、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンとAmazon Studiosが進める、ソニーが権利を持つマーベル・キャラクターを題材とした企画の第1弾。複数の企画が引き続き開発中で、そのうち1本はシリーズ発注に近づいているという。
「スパイダー・ノワール」はPrime Videoにて全8話配信中。
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Source:The Hollywood Reporter



























