『ジョン・ウィック』続編、ハル・ベリー演じるソフィアはどうなる、監督「彼女は何でもやってしまう」

キアヌ・リーブス主演の人気アクションシリーズ第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)で初登場したハル・ベリー演じる元殺し屋のソフィア。本作で多くは語られなかったものの、主人公ジョン・ウィックとかつて“血の誓印”を交わすなど、重要な登場人物であることは間違いない。このたびThe Hollywood Reporterのインタビューに登場したシリーズ3作品の監督を務めるチャド・スタエルスキが、ソフィアのキャラクター性について語っている。
この記事には、『ジョン・ウィック:パラベラム』のネタバレが含まれています。
本シリーズには、殺し屋組合「コンチネンタル」の掟の1つである“血の誓印”が存在し、己の血をもって交わされたこの誓印を持つ者には、持ち主の依頼を受けなければいけないという義務が定められている。第3作で、世界中の殺し屋から追われることとなったジョンは、かつて血の誓印を交わしたソフィアの元を訪れ、助けを求めるのだ。
第3作でジョンがソフィアを訪れた際にちらっと写真で登場するが、ソフィアには行方不明の娘がいることが判明している。インタビュアーは「第3作でソフィアはジョン・ウィックを助けるためにルールを破りましたが、第4作ではどれくらいソフィアの娘の安全を心配すれば良いでしょうか?」とスタエルスキ監督に質問。これに対して「私も彼女のことが心配です」と監督は答えながらも、ソフィアの強さを強調した。
「けど、ソフィアはかなりのワルで、大切な人を助けるためなら彼女は何でもやってしまうと思うんです。(第3作で)ジョンを助けるためにしたことのように彼女はかなり良い心根を持っているんです。彼女は自身の苦しみよりも掟を守ったんですよ。」
事実、スタエルスキ監督の言うように、大の愛犬家であるソフィアは愛犬を元上司ベラーダに撃たれた際に、激怒してベラーダに発砲している。こうしたソフィアの強いキャラクター性が、第4作でも見られることを願いたい。
ちなみに、2019年5月下旬に製作が発表された第4作は現在、脚本作業の真っ只中。キアヌ以外の出演者についての情報は明かされておらず、ソフィア演じるハルの続投も不明となっている。
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※訂正:記事初出時、ベラーダの表記と劇中展開の描写に誤りがあったため訂正いたしました。
Source: The Hollywood Reporter