巨匠フランク・ミラー、日本の桃桃子(ピーチ・モモコ)を称賛 ─ 「本当に、本当にワクワクする」

『バットマン:ダークナイト・リターンズ』『シン・シティ』などで知られるコミック界の巨匠フランク・ミラーが、日本人アーティストの桃桃子(ピーチ・モモコ)を称賛している。米The Hollywood Reporterのインタビューで、現在注目しているアーティストとして桃子の名を挙げた。
「最近何を読んでいるか、どんなアーティストを追っているか」と尋ねられたミラーは、自身のクリエイター探しについてこう語っている。
「僕は、作品を気に入った人を探し出して、一緒に仕事ができるようにすることが多いんです。桃桃子の作品には本当に、本当にワクワクしています。」
ミラーと桃子は、すでに初のタッグを組んでいる。マーベル・コミックスが2026年9月16日に米発売する『Amazing Spider-Man #1000』で、ミラーが脚本、桃子がアートを担当する短編「Tears of the Spider-Queen」が収録される予定だ。
題材も2人の組み合わせならでは。「Tears of the Spider-Queen」では、スパイダーマンが忍者集団ザ・ハンドと対決する。ザ・ハンドは、もともとミラーが生み出した集団で、1981年の『Daredevil #174』で初登場した。『デアデビル』時代のミラーを象徴する存在のひとつを、桃子が新たに描くことになる。
一方の桃子は、2020年にマーベルの次世代アーティスト「ストームブレイカーズ」に選出され、2021年からは日本の妖怪や昔話をマーベル世界と融合させた「モモコ・バース」を展開。日本的なモチーフを大胆に取り込んだ作風を磨いてきた。忍者集団ザ・ハンドを生み出したミラーと、日本文化を独自のタッチでマーベル世界へ持ち込んできた桃子という、作家性の交差が見える企画でもある。
このほかにも2026年8月11日には、ミラーの半生を追ったドキュメンタリー『Frank Miller: American Genius(原題)』のために桃子が手がけた新アートワークを、配給のPicturehouseが公開。ミラー自身もXで「ありがとう、@peachmomoko60」と反応した。
thank you, @peachmomoko60 https://t.co/797GnmA1CZ
— Frank Miller (@FrankMillerInk) August 11, 2026
自身が敬愛する作家とは実際に仕事をするというミラー。その言葉通り、桃子とはコミックでの初共作に加え、自身のドキュメンタリーをめぐっても接点が生まれている。さらなる共同企画は現時点で発表されていないが、今回の熱烈な評価を見る限り、ミラーが桃子の仕事を強く意識していることは間違いなさそうだ。
『Amazing Spider-Man #1000』は2026年9月16日に米国発売予定。
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Source:The Hollywood Reporter, Marvel, Marvel, Picturehouse, Frank Miller


























