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PS4ゲーム『Detroit: Become Human』近く「最高のお知らせ」あり ─ 開発元クアンティック・ドリームが予告

Detroit: Become Human
Photo by PlayStation Europe https://www.flickr.com/photos/playstationblogeurope/24191750068/

PlayStation 4用ソフト『Detroit: Become Human』(デトロイト ビカム ヒューマン)に関して、近く“大きな”発表がなされることになりそうだ。開発元の仏Quantic DreamがTwitterにて示唆した。

『Detroit: Become Human』は、2018年5月に発売されるやゲームファンや洋画ファンを中心に大きな話題を呼んだ。高度に洗練されたストーリーテリング、強い社会性を帯びたテーマ、細かな操作や瞬時の判断によってプレイヤーがキャラクターの行為に没入していくプレイ体験は、現代のエンターテインメントに親しんだプレイヤーにも圧倒的なリアリティをもたらし、それぞれの想像や思考を促したのだ。

『デトロイト ビカム ヒューマン』に大きな発表か

2018年12月31日(米国時間)、Quantic Dream社は2018年を締めくくる感謝のメッセージとともに、なんらかの発表の存在をほのめかした。

「すばらしい一年をありがとうございました! 私たちは最高のお知らせ(great news)をいくつか携えて、すぐに戻ってくるつもりです。みなさんが健康かつ幸福であり、情熱と愛情を分かち合うことができますように! ご期待ください。」

この投稿では、予定されている「最高のお知らせ」が『Detroit: Become Human』に関するものであるとは明言されていない。ただしアカウントには「#DetroitBecomeHuman」のハッシュタグが残されているほか、Quantic Dream社はハイペースに新作を手がける企業ではないため、同作に関するなんらかの発表が控えているとの予測が有力とみられる。

『Detroit: Become Human』は西暦2038年のアメリカ・デトロイトを舞台に、3人(3体)のアンドロイドを主人公とするアドベンチャーゲーム。アンドロイドの高性能化によって人々の労働環境は大幅に改善したが、その一方で貧富の差は拡大し、社会ではアンドロイドへの排斥運動が起こっているという設定だ。そんな中、意思や感情を持ったかのように動き出す「変異体」と呼ばれるアンドロイドの事件が続発。物語は警察の捜査をサポートするアンドロイド・コナーと、家事手伝い用の女性アンドロイド・カーラ、ある出来事をきっかけに“変異”したアンドロイド・マーカスの視点からそれぞれ描かれていく。

本作はプレイヤーや批評家から高い評価を受け、世界中で200万本以上を売り上げるヒット作となった。ストーリーが非常に複雑な分岐をみせるアドベンチャーゲームながら、すべての展開をその目で確かめようとするユーザーも続出し、続編やDLC(ダウンロード用の追加コンテンツ)を求める声も数多く聞かれている。

PlayStation 4用ソフト『Detroit: Become Human』は発売中。

『Detroit: Become Human』公式サイト:https://www.jp.playstation.com/games/detroit-become-human/

Sources: Quantic Dream, Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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