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ヴィン・ディーゼル主演『リディック』第4作が正式始動 ─ リディックの故郷と起源を描く

ヴィン・ディーゼル
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9349854472/ Remixed by THE RIVER

『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼル主演、SFアクション映画『リディック』シリーズ第4作『リディック:フューリア(原題:Riddick: Furya)』の製作が正式に決定した。米Deadlineが報じている。

本作は『ピッチブラック』(2000)に始まった『リディック』シリーズの最新作で、2018年ごろから企画の存在が伝えられていたもの。ディーゼル演じるリディックは、自身の生存のためならば殺人さえも厭わない、宇宙を股にかける凶悪犯罪者。強靭な肉体と戦闘能力、暗視能力の持ち主で、同じく凶悪な賞金稼ぎやエイリアンを相手に戦いを続けてきた。

『リディック』(2004)『リディック:ギャラクシー・バトル』(2013)に続く『リディック:フューリア』では、いよいよリディックが故郷のフューリア星に戻る。リディック自身もほとんど覚えていないこの星は、宇宙の支配を目論むネクロモンガーの手で破壊されている可能性さえあった。しかし、フューリアに到着したリディックは、人々が生存のため新たな敵と戦っていることを知る。しかもフューリア人の中には、彼の想像以上にリディックに似ている者たちもいて……。

主演・製作を兼任するディーゼルは、2022年5月に本作の絵コンテの進捗を報告しており、水面下で企画が動き続けていることを明らかにしていた。それから9ヶ月、いよいよ製作が正式発表されたという経緯だ。

監督・脚本を務めるのは、シリーズの過去作を手がけてきたデヴィッド・トゥーヒー。発表にあたり、「ファンの皆さんが長年求めてくださった続編を始動させる準備がようやく整いました。[中略]今回の大スクリーンでの新たなイベントでは、リディックの故郷を描き、いよいよ彼の起源を掘り下げることができます」とコメントしている。

映画『リディック:フューリア(原題:Riddick: Furya)』の撮影時期は未定。2月16日~23日にドイツで開催される、European Film Marketにて海外配給権が販売される。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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