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『シャン・チー』米国興行収入が2億ドル突破、コロナ禍で初の快挙

シャン・チー/テン・リングスの伝説
© 2021 MARVEL

2021年9月30日(米国時間)、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の米国興行収入が2億ドルに到達した。新型コロナウイルスの感染拡大により、ハリウッドが危機に立たされて以来初めての快挙となる。

米Box Office Mojoによると、『シャン・チー』の米国興収は2億7万1,802ドル。海外興行収入は1億6,717万6,526ドルのため、累計興行収入は3億6,724万8,328ドルとなる。本作は先日、米国にて『ブラック・ウィドウ』(2021)の興収記録を抜き、コロナ禍における米国興収記録を塗り替えたばかり。2億ドルを突破した作品は、2020年1月公開『バッドボーイズ フォー・ライフ』ぶりとなる。

また、コロナ禍における世界興収ランキングの第1位は『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)の7億1,658万5,905ドル。第2位は『ゴジラvsコング』(2021)の4億6,786万ドル、第3位は『ブラック・ウィドウ』の3億7,878万ドルと続く。前述の通り、『シャン・チー』の世界興収は3億6,724万ドルまで上昇しており、こちらでも『ブラック・ウィドウ』を猛追している状況だ。

なおコロナ禍にあって、ディズニーは劇場公開と配信展開の両面に取り組んでおり、『ブラック・ウィドウ』は劇場公開同日より、ディズニープラス(Disney+)にてプレミア アクセスとして配信がスタートしていた。本記事の興行収入データは劇場興収のみの数値を比較したものとなる。

Source: The Hollywood Reporter, Box Office Mojo

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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