Menu
(0)

Search

【ネタバレ】「ストレンジャー・シングス」ヴェクナ役俳優、特殊メイクに7時間半 ─ 恐怖すぎる容姿、共演者が泣いてしまう

「ストレンジャー・シングス」
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4:Vol.1は配信中

この記事には、「ストレンジャー・シングス未知の世界」(2016-)シーズン4 Vol.1 最終話『ホーキンス研究所の虐殺』のネタバレが含まれています。

ストレンジャー・シングス
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1〜3:独占配信中、シーズン4 Vol.1:5月27日(金)、Vol.2:7月1日(金)独占配信開始

ミリー・ボビー・ブラウン、ヴェクナに怯える

「ストレンジャー・シングス未知の世界」シーズン4では、史上最も人間らしい姿をしたヴィランが降臨した。詳しい言及は避けるが、Vol.1の最終話『ホーキンス研究所の虐殺』では、このヴェクナのオリジンが明かされ、さらに元々は1人の人間であったことが判明するのだ。となると、人間らしい姿というのも当然のこと。しかし、ヴェクナは全員が焼けただれたような肌をし、かつてとは全く異なる姿に変貌を遂げてしまっていた。

ヴェクナ役を演じたのは、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(2008)の主人公を助けた若き船乗り役や、『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズで若きグリンデルバルド役を演じたことで知られるジェイミー・キャンベル・バウアー。ウィキペディアでは、バウアーがヴェクナ役であることが記載されてしまっているが、Vol.1最終話まではホーキンス研究所の職員として登場し、彼がヴェクナ役であることはサプライズのままだった。

Varietyでは、バウアーがヴェクナ役への身体的アプローチについて振り返っている。ヴェクナがCGによって再現されたと勘違いしていた方も多いだろうが、バウアーによれば「90%」は彼の演技によるものだという。撮影の日は朝3時に現場入りしていたと話すバウアーは、その後7時間半をメイクアップに費やしたのだとか。メイクが終わった後はというと……。

「キャラクターに憑依した後は、椅子に座ったまましばらくじっとしていました。誰にも話しかけずに。音楽は大きな助けになりましたね。とても本能的なことだったんですけど、このキャラクターを築き上げていく中で繰り返し浮かぶ音があったんです。そういう潜在意識的なものが頭の中では流れていました。」

部屋に入ってヴェクナと遭遇したら、あまりにも非現実的な存在に思わず目をこすってしまいそうだが、このような体験に遭遇した現場スタッフもいたのだろうか。それはさておき、撮影現場では、ヴェクナに扮したバウアーに泣いてしまった共演者もいたという。イレブン役のミリー・ボビー・ブラウンだ。彼女との共演シーンが大半を占めたバウアーは、こう振り返る。

「彼女は怯えてしまいました。ヴェクナを見た時の彼女は本当に怯えていて。突然泣き出しもしてしまって、こう言ってましたね。“これは私の知っている友達じゃない。この人が誰なのか、もう分からない。彼はどこにいってしまったの?”って。」

「ストレンジャー・シングス」
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4:Vol.1は配信中

ヴェクナの容姿ならば、誰でも泣いてしまいそうな気もするが、その恐怖レベルは体験したミリー本人以外知る術はない。ちなみにエディ役のジョセフ・クインは、撮影現場でヴェクナを目撃した際、「カメラの映っていない所で、アイスラテを持っていました」と証言し、「かなり面白い画でしたね」と語っていた。今やラテの持ち主が判明したわけだが、この時バウアーはどのような気持ちでストローを加えていたのだろうか。

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4:Vol.1は配信中。Vol.2は7月1日(金)より配信開始。

Source:Variety(1,2

Writer

アバター画像
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly