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【ネタバレ】「ザ・ボーイズ」シーズン5第5話、あのキャラクターのやるせない末路 ─ 「特定の理由ではなく、衝動だった」

『ザ・ボーイズ』ファイナル・シーズン
© Amazon MGM Studios

この記事には、「ザ・ボーイズ」シーズン5第5話『それぞれの物語』のネタバレが含まれています。

『ザ・ボーイズ』ファイナル・シーズン
© Amazon MGM Studios

「ザ・ボーイズ」シーズン5第5話『それぞれの物語』では、ファイアクラッカー(ヴァロリー・カリー)が、自分を育ててくれた牧師を裏切り、彼の教会が「スターライターの温床と化していた」という虚偽のニュースを自身のテレビ番組で伝えることになる。自分の大切なものを捨て、ホームランダーへの忠誠を示す覚悟を決めたのだ。

『ザ・ボーイズ』 ファイナル・シーズン
© Amazon Content Services LLC

一方ファイアークラッカーと肉体関係にあるソルジャー・ボーイは、彼女が“神”としてのホームランダーの位置づけに悩んでいることを本人に密告。その結果、ファイアクラッカーはホームランダーから解雇を言い渡される。彼女は納得できず、ホームランダーに「愛しています」「必要なのは愛では?たとえ神であっても」と説得。するとホームランダーは彼女の頬に手を当て、そのまま像に突き刺して殺害する。

カリーによれば、恩師を裏切ったファイアークラッカーは、「残されていた人間性をすべて捨て去り、この世で彼女に向けられていた愛もすべて失われた」状態。それにもかかわらずホームランダーは彼女に残酷な仕打ちを下すが、「皮肉なのは、彼は最初ただ彼女をクビにするだけだったことです。あの時点で、彼女は部屋を出ることもできた」と指摘する。

ファイアークラッカーが食い下がった理由の一つは、「本気で彼を善人だと信じ、愛しており、恐れていなかった」こと。そしてもう一つは、「彼女を解雇し、立ち去った」ことへの怒りだという。「彼女はめちゃくちゃ怒っていて、彼を追うんです。この時点で、彼女はあまりにも多くを失いすぎて、自制心を完全に失っています」。

ではホームランダーにとって、彼女を殺す決定的な要因は何だったのか?ホームランダーが彼女に触れた時に「目に映った脆さこそが、彼がそうせざる(殺さざる)を得ない理由なんだと思いました。もちろん、様々な理由があるでしょう」とカリー。「神」という発言が「一線を越えたのかもしれない」「“ちょっと演技っぽい”と見抜かれた可能性もある」としつつ、ホームランダー役のアントニー・スターが「特定の理由ではなく、衝動だった」と話していたことも明かした。

なお、クリエイターのエリック・クリプキによれば、「彼女が大切なものをすべて手放す回」が「ホームランダーに殺される回」になることは決まっていたそう。その理由として、「権力者の影響下にある者は、これまで抱いてきた信念をすべて捨て、最終的に自らのキャリアを崩壊させる」と持論を語っている。

「ザ・ボーイズ」シーズン5はPrime Videoで配信中。毎週水曜日に新エピソード更新。

Source:Collider, The Hollywood Reporter

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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