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マーベル『X-MEN』映画、「あと100本作れる」 ─ 膨大な原作コミックの映像化に意欲

X-MEN
ANAHEIM, CALIFORNIA - AUGUST 14: (L-R) Maya Boyd, Inde Navarrette, Samara Weaving, Christopher Abbott, Kit Connor, Jake Schreier, Sadie Sink and Kevin Feige, President, Marvel Studios, speak onstage at the Disney Entertainment Showcase at D23: The Ultimate Disney Fan Event on August 14, 2026 in Anaheim, California. (Photo by Jesse Grant/Getty Images for Disney)

マーベル・スタジオは新たな『X-MEN』を1本きりで終わらせるつもりではなさそうだ。社長のケヴィン・ファイギが、X-MENには映画化されていない物語がまだ大量に残されているとして、「100本」だって作れると語っている。

米アナハイムで開催されたD23の「Disney Worldbuilders」パネルでファイギは、マーベルには「85年、もうすぐ90年」に及ぶコミックの歴史があり、「まだ語るべき物語がたくさんある」コメント。先ごろ発表された新『X-MEN』の若いキャストに言及した。

「先日、『X-MEN』という作品の、とても若い新キャストを発表しました。それが素晴らしいのは、これまで10本の素晴らしい『X-MEN』映画がありましたが、あと100本だって作れるということです。まだ映画になっていないコミックのサーガが、いくつも、いくつもあります。」

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さらにファイギは、「僕がこういう映画を作りたいと思うようになったきっかけの物語も、まだ描かれていません。そこに取り組めることに、とてもワクワクしています」と続けている。

もちろん「100本」は文字通り100作品の製作計画が存在するという意味ではなく、X-MENという題材の豊かさを強調した表現だろう。ただし、X-MENを長期的に展開していく構想そのものは、今回初めて示されたわけではない。2025年には米The Wall Street Journalが、ファイギが同僚たちにX-MENについて「10年計画」を持っていると話していたと報道。この動きはマーベル・スタジオが作品数を絞り、映画を軸とする方針へ立て直しを図る中で伝えられていた

原作に目を向ければ、材料は確かに膨大だ。X-MENはスタン・リーとジャック・カービーによる『X-Men #1』で1963年にデビューして以来、60年以上にわたって世代交代やチーム再編を繰り返してきた。旧20世紀フォックス版の映画シリーズではダーク・フェニックス、ウェポンX、アポカリプスなど著名な題材が実写化された一方、コミックには未映画化の長編やキャラクターが数多く残されている。

新たな映画版では、その膨大な歴史を最初から使い切るのではなく、キャラクターから組み立て直す方針だ。監督のジェイク・シュライアーは、X-MENの本質を「アイデンティティや世界での立場と格闘する」キャラクターたちにあると説明し、原作にある豊かなアイデアを、これまでとは異なる形で探求したいと語っていた

そしてD23では、マーベル・スタジオ版『X-MEN』の主要キャストが正式発表。セイディー・シンクのジーン・グレイ、キット・コナーのサイクロップス、サマラ・ウィーヴィングのエマ・フロスト、クリストファー・アボットのプロフェッサーX、マヤ・ボイドのストーム、インディ・ナヴァレットのローグ、アダム・ドライバーのミスター・シニスターという新世代が揃った。

MCUにおけるX-MENの位置づけも、すでに段階的に示されている。ファイギは以前、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』の物語が「ミュータントとX-MENの新時代」につながると宣言していた。まず『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でパトリック・スチュワートやイアン・マッケランら旧シリーズのX-MENがアベンジャーズと交わり、『シークレット・ウォーズ』を経て、新キャストによる『X-MEN』が始動する。

ファイギが口にした「100本」は冗談まじりでも、その背景にある「サーガがいくつも残っている」という部分は、これからのMCUを考える上でより重要だ。『アベンジャーズ』が約20年にわたって担ってきたような大きな物語の土台を、次の時代にはミュータントたちが担っていくことになるのかもしれない。

新『X-MEN』は2028年5月5日に米国公開予定。

Source:Murphy’s Multiverse, The Wall Street Journal

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Joe Kishi

THE RIVER編集部。ハリウッド大作からインディー作品、アニメーションまで幅広くカバー。魂を揺さぶる瞬間に出会える記事を届けたい。

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