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『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』影響元はセルジオ・レオーネ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』と監督が明かす

アベンジャーズ/ドゥームズデイ
(C)2026 MARVEL

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の超大作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』で監督を務めるアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が、本作の意外な着想源を明かした。参考にしたのはスーパーヒーロー映画ではなく、セルジオ・レオーネ監督による1968年の名作西部劇『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』(初公開時邦題『ウエスタン』)だったという。

ルッソ兄弟が米Associated Pressで明かした。『ドゥームズデイ』で兄弟が目指しているのは、壮大なスケールと感情的に親密な瞬間を併せ持つ映画。そのための指針となったのが西部劇で、なかでも『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』は特に重要な着想源だったという。

「ジョーと僕はあらゆる種類の映画が好きで育ちましたが、西部劇はずっと僕たちにとって特別な存在でした。」

アンソニーはさらに、西部劇は映画史の中で何十年にもわたって「死んだジャンル」と言われながら、それでも傑作が生まれてきたジャンルだと語っている。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』は、『荒野の用心棒』(1964)『夕陽のガンマン』(1965)『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(1966)でマカロニ・ウエスタンを代表する存在となったレオーネによる大作。日本では1969年に約25分をカットした短縮版が『ウエスタン』として公開され、2019年には2時間45分のオリジナル版が『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』として日本初公開された

物語では、大陸横断鉄道の敷設によって莫大な価値を持つことになる土地をめぐり、そこを相続した女性ジル、鉄道会社に雇われた殺し屋フランク、強盗団のボス・シャイアン、正体不明のガンマン“ハーモニカ”ら複数の人物の思惑が交錯する。巨大な時代のうねりを背景にしながら、それぞれの欲望や復讐といった極めて個人的なドラマを描く群像劇でもある。

この作品が『ドゥームズデイ』の参考にされたことは、同作の途方もない登場人物数を考えると興味深い。『ドゥームズデイ』ではアベンジャーズ、ニュー・アベンジャーズ、ファンタスティック・フォー、ワカンダ勢、歴代『X-MEN』のヒーローらが集結し、は異なるユニバースの人物たちが衝突する。アンソニーは、本作について「アンサンブル・ストーリーテリング」の規模をこれまで以上に押し広げる挑戦だと説明している。

ちなみに『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)では、大勢のキャラクターを扱うために物語をなるべくシンプルにする必要があったとして、1990年代のクライム映画『2 days トゥー・デイズ』(1996)や『アウト・オブ・サイト』(1998)を参考に、サノスがインフィニティ・ストーンを奪っていく“強盗映画”としての構造を採用したことを明かしていた

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年12月18日、日米同時公開。

Source:Associated Press, Fandango

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Joe Kishi

THE RIVER編集部。ハリウッド大作からインディー作品、アニメーションまで幅広くカバー。魂を揺さぶる瞬間に出会える記事を届けたい。

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