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SEGA『クレイジータクシー』Netflixで実写映画化 ─ 懐かしハイテンションゲームがコメディに

ja:User:空練, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons

セガの人気ドライビングゲーム『クレイジータクシー』が、Netflixで実写コメディ映画化されることがわかった。Netflixとセガが共同発表した。

両社はセガ作品を映像化する複数タイトルの新たな提携を結び、その第1弾として『クレイジータクシー』の長編映画を開発する。実写コメディとして製作され、脚本は2025年版『裸の銃を持つ男』を手がけたダン・グレゴール&ダグ・マンドが執筆する。

プロデューサーには、『ソニック・ザ・ムービー』シリーズを手がけてきたニール・H・モリッツ&トビー・アッシャー、セガの中原徹が参加。モリッツとアッシャーは、「ドリームキャストで黄色いタクシーを何時間も走らせ、音楽を大音量で鳴らし、次の客を届けるために目の前のあらゆるものをなぎ倒してきた人たちのための映画です」とコメントしており、ゲームならではの無軌道な疾走感を映画でも引き継ぐ構えだ。

『クレイジータクシー』は1999年にアーケードゲームとして登場。プレイヤーはタクシードライバーとなり、制限時間内に乗客を目的地まで送り届けながら、街中を猛スピードで駆け抜ける。交通ルールもお構いなしのカーアクションと、ロックを中心としたハイテンションな音楽がシリーズの代名詞に。ドリームキャストやPlayStation 2、ニンテンドー ゲームキューブなどで移植版もリリースされた。

実は『クレイジータクシー』の映画化が動くのは今回が初めてではない。2001年には、セガ・オブ・アメリカがGoodman-Rosen Productionsに映画化権をオプションし、『スーパーマン』(1978)や『リーサル・ウェポン』シリーズのリチャード・ドナーが監督・製作総指揮を務める企画が進められていた。当時のGameSpotによれば、ゲームのハイエナジーな感覚を大作映画として再現する構想だったが、完成作が世に出ることはなかった。Netflix版は、約25年を経て改めて本格始動した映画化企画となる。

今回の映画化は、ゲームシリーズ自体が久々の本格再始動を迎えるタイミングとも重なる。セガは2026年6月、シリーズ完全新作『クレイジータクシー:ワールドツアー』を2027年に発売すると発表。主人公アクセルが世界各地を巡るストーリーが展開されるほか、シリーズ初のオンラインマルチプレイも導入される予定だ。

一方、『クレイジータクシー』製作陣が携わってきた実写映画版『ソニック』も拡大を続けており、シリーズ第4作はすでに撮影を終了し、2027年3月19日の米国公開を予定している。ゲームIPの映像化で実績を積んできたチームが、今度はセガのもうひとつのアーケード作品に挑む格好だ。

Netflixとセガの新たな提携では、『クレイジータクシー』のほか、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の新作アニメシリーズ、「龍が如く」シリーズを手がける龍が如くスタジオの新作ゲーム『STRANGER THAN HEAVEN』の実写映画化も進行中。セガの中原も今回、「『ソニック』にはキュートだけどクールなものを、『クレイジータクシー』には笑えるほどクレイジーなものを、『STRANGER THAN HEAVEN』には最高にカッコいいアクションドラマを期待してください」と予告している。『裸の銃を持つ男』で大胆なスラップスティック・コメディを手がけたグレゴール&マンドの起用も含め、映画版『クレイジータクシー』は原作の破天荒さをコメディとして膨らませる方向性となりそうだ。

実写映画版『クレイジータクシー』の監督、キャスト、Netflixでの配信時期などは現時点で明かされていない。

Source:Netflix, SEGA, GameSpot

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Joe Kishi

THE RIVER編集部。ハリウッド大作からインディー作品、アニメーションまで幅広くカバー。魂を揺さぶる瞬間に出会える記事を届けたい。

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