「ザ・ボーイズ」今後どうなる?「誰がジェシカ・ジョーンズを目指すのか」 ─ カギはジェン・ブイの若者たち

大人気ドラマ「ザ・ボーイズ」がフィナーレを迎え、今後のユニバース展開に注目が集まるなか、クリエイターのエリック・クリプキが現在の構想を語っている。
「ザ・ボーイズ」を中心とする“ヴォート・シネマティック・ユニバース(VCU)”で、クリプキがとりわけ掘り下げたいと考えているのは、スピンオフ「ジェン・ブイ」のキャラクターたちだ。「ジェン・ブイ」はシーズン2で打ち切りとなり、そのストーリーは今後何らかの形で描かれることが伝えられていた。
クリプキは「今はまだ、本当に気に入るアイデアがあるかどうかを見極める、まさに初期段階」だと米Varietyにコメント。「ザ・ボーイズ」フィナーレ後の世界は、「あちこちに核兵器が散らばっているような」状態だという。
「スタン・エドガーがスーパーヒーローたちとの関係を事実上否定したことで、これまでずっと甘やかされ、守られてきた人々が、突然野に放たれたような状態になっています。そのなかで、誰がジェシカ・ジョーンズを目指し、誰がスーパーヴィランになっていくのか? そこから生まれる展開はすごく興味深いし、ぜひ見てみたいです。」
当初の構想では、そうした混乱のさなかで、「『ジェン・ブイ』の若者たちを渦中に据えるつもりだった」というクリプキ。「まだ実現の可能性はあるはずですし、検討中のストーリーに登場させられるキャラクターがいるかもしれません」と述べた。
もともと構想していた「ジェン・ブイ」シーズン3は、「社会に出た若者のメタファーのようなもの」だったという。「社会に出たものの、もはやインフラも仕事もない状態。どうやって自分の未来を築くのか、そして、あえてヴィランの道を選ぶスーパーヒーローたちとどう向き合うのか?」と説明している。
VCU作品として次に控えているのは、前日譚「ヴォート・ライジング(原題:Vought Rising)」だ。ソルジャー・ボーイやクララ・ヴォート/ストーム・フロントの過去を描く内容とされ、「ザ・ボーイズ」シーズン5ではその布石とみられる描写も散りばめられていた。
クリプキは「最終回そのものが『ヴォート・ライジング』の布石だとは思わない」としつつ、「ソルジャー・ボーイに関する描写、ボムサイトの登場、初期のスーパーヒーローたちへの言及あたりが、我々が取り組んでいることの唯一の布石になります」とコメント。「曖昧な予告になりますが、『ヴォート・ライジング』にはいくつかサプライズや仕掛けを用意していますよ」と付け加えた。
「ザ・ボーイズ」の続編にも期待したいところだが、同作のキャラクターについては「描き切ったと思う」という。ただし、「カメオ出演させたり、再登場させたりする方法を見つける」余地は残されているという。
なおVCUでは、メキシコ版スピンオフ「The Boys:Mexico(原題)」の企画も進行中。前日譚「ヴォート・ライジング」は2027年前半のリリースを目指している。
「ザ・ボーイズ」シーズン5はPrime Videoで配信中。
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Source:Variety, Deadline, Comicbook.com


























