ジェームズ・ガン監督のDC新作映画が進行中?『ザ・スーサイド・スクワッド』プロデューサーと再タッグか

『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)でメガホンをとり、ドラマ「ピースメイカー」(2022‐)でクリエイターを務めるジェームズ・ガンによるDC新プロジェクトが密かに進行しているようだ。米The Hollywood Reporterが報じている。
ガンは、『ザ・スーサイド・スクワッド』と「ピースメイカー」でプロデューサーを務めたピーター・サフランと再タッグを組み、謎のDC映画についてワーナー・ブラザース・ディスカバリーと交渉中だという。関係者によれば、場合によっては2本の映画企画が話し合われているとのこと。
ガンは、「ピースメイカー」シーズン2をはじめ、同シリーズのキャラクターを主人公した別のスピンオフ、さらに『ザ・スーサイド・スクワッド』に登場したアマンダ・ウォラー(演:ヴィラ・デイヴィス)のスピンオフドラマなど、“複数のDCプロジェクト”に関与していると伝えられている。どの企画もドラマシリーズであるため、このたび報じられたDC映画は、新たなプロジェクトと見られる。
現時点では、ガンがどのスーパーヒーローやチームを取り上げようと考えているのかは明らかにされていない。米The Hollywood Reporterは、ガンはまず「ピースメイカー」シーズン2にフォーカスするだろうが、「スタジオの新幹部らの視線はスーパーマンに注がれている」と伝え、ガン監督がスーパーマンの新作に関わる可能性を少しばかり匂わせている。
2022年6月にガンは、「テレビの仕事がすごく楽しかったから、次の1年はテレビに費やそうかと本気で思っています」とコメントしつつも、「次に何をやるか分かりません。(DC)以外の映画かもしれませんが、DCのキャラクターと関係がある映画の可能性もあります」と発言していた。ワーナー・ブラザースとディスカバリーの合併により、現在DCユニバースでは大変革が起こっている最中。ガン監督がスタジオのターニングポイントとなるような映画で監督を務め、立役者の一人として貢献することは十分考えられそうだ。
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Source:The Hollywood Reporter