トム・ホランド、アルコール依存症になっていたと打ち明ける ─ 「朝起きてもお酒のことばかり考えていた」

マーベル映画『スパイダーマン』3部作の主演で人気のトム・ホランドが、アルコール依存症に陥っていた過去を明かしている。Podcast番組出演時に、アルコールを断ったきっかけや、現在の心境について正直に、オープンに語っている。
現在、Apple TV+にて主演ドラマ「クラウデッド・ルーム」が配信中のホランド。精神的な疾患を抱えた困難な役を演じ、プロデューサー業も務めたことで、身体的にも精神的にも消耗してしまったことから、1年間の休業中であることを先日明かしているが、2023年7月10日にはPodcast番組にゲスト出演している。番組ホストのジェイ・シェティから「1年半お酒を断っていて、これまでで一番大変なことだったと語っていましたよね」と問われると、事の経緯を話し始めた。
「ある朝目覚めて“よし、もうお酒をやめよう”と思い立ったわけではありません。多くのイギリス人と同様に、お酒浸りな12月だったんですよ。クリスマスもバケーションもあって常に、たくさんお酒を飲んでました。そして(2022年の)1月はお酒をやめようと決めたんだけど、お酒のことばかり考えてしまうんです。朝目が覚めると考えてしまうし、時計をチェックするとまだ12時かって。僕はアルコール依存症かもしれないって怖くなったので、自分を罰しようと決めました。2月もお酒を飲まないことにして、2か月辞められたら問題はないと証明できるだろうと。」
無事2か月が経過したものの、パブに行くこともディナーに出かけることもできない状態が非常に苦しかったとホランドは吐露している。自分は本当にアルコール依存症かもしれないと心配し始め、誕生日の6月1日までお酒を断てば問題はないと証明できると再び決意。そして迎えた誕生日は人生で一番幸せだったと語る。
「よく眠れるようになったし、問題もうまく扱えるようになったし、精神面もよりクリアになって、より健康になって少し体も引き締まりました。そうしたら『僕はどうしてあんなにお酒を飲むことに囚われていたんだろう?』って自分自身に尋ねたくなりましたね。」
それまでは仕事関連のイベントに出かけても、ビールを何杯か飲むまでは楽しめなかったり、学生時代に所属していたラグビー部の「いかにお酒を飲めるか」という体育会系のノリにも影響されていたと振り返るホランド。1年半が経過した現在は、アルコールが頭をよぎることもなくなったようだ。また、断酒に関して協力的だった友人たちにも感謝の意を述べている。
とてつもないプレッシャーを抱える俳優たちにとっては、依存症との闘いは非常に切実な問題だ。サイモン・ペッグも『M:i:III』撮影時にアルコール依存症を隠していたと告白している。ホランドも現在は、自宅でゆっくり過ごしたりと貴重な休業期間を満喫している様子で、『スパイダーマン』第4作についても、「ぜひ再演したいが、待ってみないと分からない」と語っている。ホランドが十分に休養し、そして動き出すのを気長に待とう。
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