『Michael/マイケル』が『ボヘミアン・ラプソディ』超ペースで大ヒット ─ 6月12日日本公開、どこまで伸びるか

“キング・オブ・ポップ” マイケル・ジャクソンの生涯を描く伝記映画『Michael/マイケル』が、世界興収5億7,700万ドルを突破した。米Deadlineによると、公開3週目の週末興収は全世界で9,500万ドルを記録。音楽伝記映画の大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)を、同時期比較で上回るペースを維持している。
内訳は、北米興収が2億4,040万ドル、海外興収が3億3,688万ドル。公開3週目の週末成績は北米で3,650万ドル、海外で5,850万ドルとなり、前週比は北米で32%減、海外で33%減にとどまった。大型作品としては落ち込みの少ない推移で、引き続き力強い興行を見せている。
特筆すべきは、『Michael/マイケル』が『ボヘミアン・ラプソディ』との比較で好調を保っていることだ。中国市場を含めた場合、含めない場合のいずれでも、『Michael/マイケル』が同じ公開時期の『ボヘミアン・ラプソディ』を上回るペースで推移中。また北米では、すでに『ボヘミアン・ラプソディ』の最終興収2億1,670万ドルを突破済み。伝説的ロックバンドのクイーンを描いた『ボヘミアン・ラプソディ』は世界興収9億1,100万ドル超を記録した音楽伝記映画の金字塔であり、『Michael/マイケル』が今後どこまで数字を伸ばすかに注目が集まる。
海外市場でも各国で好成績が続いている。イギリスでは公開3週目の週末興収が750万ドル、累計興収は約4,600万ドルに到達。フランスでは引き続き首位を維持し、週末興収720万ドル、累計興収3,050万ドルを記録した。同国では土曜日の観客動員で、2位の『プラダを着た悪魔2』を61%上回っていたという。
スペインでも首位をキープし、週末興収320万ドル、累計興収は約1,900万ドル。オランダでは週末興収150万ドル、累計興収780万ドルとなった。ドイツでは公開3週目の週末興収が420万ドル、累計興収1,960万ドル。オーストラリアでは週末390万ドル、累計1,910万ドル、ブラジルでは週末370万ドル、累計2,080万ドルを記録している。ブラジルでは、すでに『オッペンハイマー』(2023)の最終興収を上回ったという。
『Michael/マイケル』は、『トレーニング デイ』(2001)『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークアが監督を務める作品。プロデューサーは『ボヘミアン・ラプソディ』を手がけたグレアム・キングで、音楽伝記映画のヒットメーカーが再び大きな興行成績を叩き出している格好だ。
もっとも、『ボヘミアン・ラプソディ』の世界最終興収は9億ドル超。『Michael/マイケル』がこれを最終的に上回るかどうかは、今後の推移次第となる。本作は日本では2026年6月12日公開予定で、現時点では日本市場の成績がまだ加わっていない。各国で力強い推移を見せるなか、日本公開を経てどこまで世界興収を伸ばすことになるだろうか。
▼ 『Michael/マイケル』の記事

「本作がマイケルを理解する助けになれば」映画『Michael/マイケル』監督が語る 伝説誕生の瞬間を目撃できる 
『Michael/マイケル』続編が進行中 ─ 1作目で使われなかった撮影映像も使用へ 日本公開まもなく! 
マイケル・ジャクソン裁判を検証するNetflixの新ドキュメンタリー、6月3日配信決定 ─ 予告編が公開、映画『Michael/マイケル』と同時期に登場 初公開となるインタビューも 
映画『Michael/マイケル』めぐる批評家と観客評価のズレ ─ マイケル・ジャクソン伝記映画に何を求めるのか? 観客スコアでは大絶賛! 
マイケル・ジャクソン伝記映画『Michael/マイケル』Rotten Tomatoesスコアが発表 ─ マイケルの「影」について評価分かれる 何に期待するかで評価が変わりそう
Source:Deadline,Box Office Mojo(1,2)





























