スカーレット・ヨハンソン&チャニング・テイタム共演『Project Artemis』2024年7月米公開ー米ソ間の宇宙開発競争を描く
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のブラック・ウィドウ役で知られるスカーレット・ヨハンソンと『マジック・マイク』シリーズや『ザ・ロストシティ』(2022)のチャニング・テイタムが豪華共演を果たす映画『Project Artemis(原題)』が、2024年7月12日に米国にて劇場公開されることが分かった。米Deadlineが報じている。
『Project Artemis』は1960年代を舞台に、米国とソビエト連邦が繰り広げた歴史的な宇宙開発競争を描く。監督は『グリーン・ランタン』(2011)や「ARROW/アロー」(2012)でペンを執ったグレッグ・バーランティ。脚本家やショウランナーとして豊富な実績を誇るバーランティは、監督作『かぞくはじめました』(2010)や『Love, サイモン 17歳の告白』(2018)などひと捻りあるスタイルを得意としている。『Project Artemis』の詳細なプロットは伏せられたままだが、多様な作風やキャリアが活かされることに期待したい。
脚本を務めるローズ・ギルロイは、MCUでソーとロキの母フリッガ役を演じたレネ・ルッソの実の娘。父ダン・ギルロイも『トゥー・フォー・ザ・マネー』(2005)『ナイトクローラー』(2014)などを手がけた監督・脚本家であり、サラブレッドとしての資質に要注目だ。
他キャストにはコメディアン、脚本家としても活動するジム・ラッシュ、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017)『アイリッシュマン』(2019)などのレイ・ロマーノ、『ヴェノム』シリーズのウディ・ハレルソン、『ジョン・ウィック』シリーズ初の実写スピンオフドラマ「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」でウィンストン役を演じたコリン・ウッデルなど多彩なバックグラウンドを備えた面々が集っている。『蜘蛛の巣を払う女』(2018)や『アンチャーテッド』(2022)のロブ・ダーマンが製作総指揮を務め、ヨハンソンは自身の制作会社These Picturesを通じて、プロデューサー業も担う。
配給権はソニー・ピクチャーズが獲得しており、リドリー・スコット監督作『ナポレオン』に続く、Appleとソニピクのタッグとなる。
『ナポレオン』はApple TV+での世界配信に先駆けて、日本を含む世界中の劇場にて公開される運びとなったため、『Project Artemis』も同様に日本での公開が待たれる。米国での劇場公開時は通常上映と合わせてプレミアム・ラージ・フォーマットでの上映が予定されている。
ヨハンソンはウェス・アンダーソン監督作品『アステロイド・シティ』に出演したほか、『トランスフォーマー』のアニメ映画『Transformers One(原題)』で声優業をこなしておりキャリアは堅調。テイタムも『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)のリメイク兼を獲得するほか、ライアン・レイノルズと共演するアクションコメディ映画『Calamity Hustle(原題)』が大手スタジオ間で入札争奪戦になるなど絶好調。『Project Artemis』では2人の生み出すケミストリーがサマーシーズンを彩ってくれることだろう。
『Project Artemis(原題)』は2024年7月12日より米国にて劇場公開。
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Source:Deadline