「何も終わっちゃいないんだ!」『ランボー』前日譚映画はあのラストシーンに繋がる戦争を描く

シルヴェスター・スタローン主演の名作映画『ランボー』(1982)の前日譚として、ベトナム戦争時代の若きランボーを描く最新作『John Rambo(原題)』は、1作目の伝説的なラストシーンで繰り広げられる「何も終わっちゃいないんだ!」の会話に直接繋がる物語が描かれるという。
『ランボー』はベトナム戦争の帰還兵であるジョン・ランボーが、田舎町で不当逮捕されたことを機に、戦場でのトラウマに襲われるような形でただ1人反撃行動に出る。最終的に追い詰められてしまったランボーの元に、かつての上官であるトラウトマンが駆けつけ「戦争はもう終わった」と諭すのだが、ランボーは「何も終わっちゃいないんだ!」と感情を爆発。戦争で命懸けで戦い、仲間の大勢を失い、地獄を味わって帰還したにも関わらず、社会的な居場所はなく、さらに恐ろしいトラウマは何年経っても消えない……。戦争の後も続く恐怖や悲哀を描く、非常に印象的なシーンである。
新たな前日譚では、まさにランボーにトラウマを残したベトナム戦争で、彼が何をくぐり抜けてきたのかを描くようだ。撮影が完了したばかりという新ランボー役のノア・センティネオは米Colliderで、「スタローンの『ランボー』ラストシーンの、ランボーとトラウトマンが警察署で対面するモノローグに敬意を捧げたかったんです」と説明している。
「彼の感情が爆発して、もうこの仕事は続けられないこと、そして過去の出来事によるトラウマを説明するシーンです。少なくとも僕にとって、このシーンが今回の前日譚の指針でした。なぜなら、今回のランボーは、あの物語の前日譚ですから。彼がどんなことを経験して、僕たちが知るあの敬うべきキャラクターになっていったのかを、観客に本能的に理解して欲しかったんです。」
今回の前日譚を見れば、オリジナル版『ランボー』にさらなる影が立体的に感じられるようになるかもしれない。センティネオは「手応えはすごくあります」と自信。ちなみに、今回の前日譚でトラウトマン少佐は「ストレンジャー・シングス 未知の世界」や『サンダーボルツ*』でお馴染みのデヴィッド・ハーバーが演じる。
なお、ランボー映画とあって、映像ではそれなりに過激な表現も含まれるようだ。「PG-13かR指定になりますか?」との質問にセンティネオは「G指定(全年齢区分)にはなりません。いずれお知らせします」と、何らかの年齢制限がかかることを示唆している。
監督は『SISU/シス 不死身の男』のヤルマリ・ヘランダー、脚本はロリー・ヘインズ&ソラブ・ノシルヴァーニが手がける。「すべてを削ぎ落とした、生々しくリアルなランボーの物語」を目指すと監督は意気込みを語っている。
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