『スター・ウォーズ』新作映画、今後は3~4年に1本ペースに ─ ルーカスフィルム社長が認める
『スター・ウォーズ』シリーズの新作映画が、今後は3~4年に1本のペースで公開される見込みであることがわかった。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が英Empireにて認めている。
2019年『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でスカイウォーカー・サーガが完結して以来、ルーカスフィルムは『スター・ウォーズ』をドラマシリーズで展開することに注力。「マンダロリアン」(2019-)や「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」(2021)「オビ・ワン=ケノービ」(2022)「キャシアン・アンドー」(2022-)がリリースされたが、長編映画はなかなか企画実現に漕ぎつけられずにいたのだ。
ところが2023年4月、ルーカスフィルムは3本の新作映画を突如発表した。『フォードvsフェラーリ』(2019)『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)のジェームズ・マンゴールド監督が、旧3部作の25,000年前を舞台に“フォースを操る最初のジェダイ”を描く映画、「マンダロリアン」「ボバ・フェット」を締めくくるデイヴ・フィローニ監督の映画、レイ役デイジー・リドリーが復帰する『スカイウォーカーの夜明け』の15年後を描く映画だ(いずれもタイトル未定)。
現在、これら3作品の公開時期は明かされていない。しかし、ケネディ社長は「(公開は)3~4年ごとになります。映画を年に1本作らねばならないというプレッシャーはありませんし、そのことが『スター・ウォーズ』には大切だと思います」と述べた。社内でしばしば例に挙げられるのは、おなじみ『007』シリーズだという。
「(シリーズを)イベントにしていかなければならない」というケネディ社長は、いまや「これらの映画は撮影の準備が整ってから撮りますし、公開の準備ができたら公開します」とシンプルだが理想的な回答を寄せている。逆に言えば、おそらく最初の新作映画は早くとも2025年ごろの公開になりそうだ。
3本の新作映画は、それぞれ『スター・ウォーズ』の異なる時代を描くことになる。その狙いは「ジェダイの進化を掘り下げること」だといい、『スカイウォーカーの夜明け』の15年後を描く作品もそれは同じだそうだ。「ファースト・オーダーは崩壊し、ジェダイは混沌のさなかにある。どれだけのジェダイが存在するのかさえ定かでない、そんな中でレイが新しいジェダイ・オーダーを築いていきます。与えられた聖典、ルークの教えに基づいて」。
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Source: Empire