『オデュッセイア』過酷撮影、「1〜10」の10段階で言うと? ─ マット・デイモン「11でした」

クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』は、イタカの王・オデュッセウスが故郷を目指し、荒れ狂う海や怪物、神々の介入といった恐るべき試練の旅に臨むスペクタクル大作。その撮影は過酷をきわめていたことは、以前からよく語られてきた。
主演のマット・デイモンは、『ボーン』シリーズをはじめとするアクション映画に多数出演し、『インターステラー』(2014)『オッペンハイマー』(2023)でもノーランと組むなど、多彩なキャリアを誇る人物。過去の出演作を比べて、その過酷さを「1」から「10」の10段階で表すと──。
「今回は“11”でした」と、デイモンは本作のワールド・プレミアにて米Deadlineに明かしている。「これまでに出演したどんな作品よりも大変だった」と。また米Varietyでは、本作を「まるで6~7本の映画がひとつになったよう」とも形容した。
以前からデイモンは、『オデュッセイア』を「自分の人生で最後の大作映画」として捉え、過酷な撮影も毎日楽しんでいたことを強調していた。今回も米Deadlineにて、オデュッセウス役への起用について「感謝の思いが消えない」といい、「見たこともないスケールで映画を撮る、そのための技術的な挑戦だけでも最高の経験でした」と話している。
また、デイモンは創作を支えたチーム全員にも敬意を表している。スター俳優の特権なし、“全員過酷”という撮影の様子については以前言及していたが、このたびも「あらゆる部門の全員にとって過酷な撮影でした」と振り返った。
「すべてをカメラで実際に撮影するわけです。画面に1,000人が映っているとしたら、そこには本当に1,000人の人間がいる。前例のないIMAXでの撮影、それに伴うあらゆる技術的な課題……。数百人もの人々が懸命に働き、一丸となって同じ目標に向かって突き進む必要がありました。」
そのハードさたるや、「6~7本の映画がひとつになったよう」というたとえは決して大げさではないようだ。デイモンは「すべてのロケ撮影が本当に大変でしたが、難しさの方向性はそれぞれ違いました」といい、「撮影が始まって1ヶ月ほど過ぎた頃、エマ・トーマス(プロデューサー)に、“自分がプロデューサーじゃなくて本当によかった”と言いましたよ」と告白している。
映画『オデュッセイア』は2026年9月11日(金)全国公開。
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