『ワイルド・スピード』最終回は「次世代への橋渡し」? ─ 実写ドラマ版も準備中

『ワイルド・スピード』の映画サーガは『Fast Forever(原題)』で最終作を迎えるが、“ファミリー”の物語そのものは次世代へ受け継がれていくのかもしれない。レティ・オルティス役のミシェル・ロドリゲスが「次の世代への橋渡し」「バトンを渡す」と今後について語る一方、ミア・トレット役のジョーダナ・ブリュースターは、ミアとブライアン・オコナーの子どもたちを主人公とするドラマシリーズのアイデアを明かしている。
シリーズ第1作『ワイルド・スピード』(2001)の25周年を記念してロサンゼルスで行われた上映イベントにて、2人が米The Hollywood Reporterに語った。『Fast Forever』が本当にシリーズの終着点になるのかを尋ねられたロドリゲスは、こう答えている。
「たぶん、私たちにとっては最後になるんじゃないかな。私たちは次の世代への橋渡しみたいなもので、バトンを渡していくんです。でも分からないですよ。ヴィンに聞いたら、もしかすると永遠に終わらないのかもしれない。」
ユニバーサルは『Fast Forever』を映画サーガの最終作と位置づけているものの、『ワイルド・スピード』というフランチャイズ自体はすでにその先へ向けて動き出している。PeacockとUniversal Televisionによる実写ドラマシリーズの開発が発表されているのだ。
ヴィン・ディーゼルはNBCUniversalのイベントで4本のTV企画が動いていると語った一方、NBCUniversalの公式発表で正式に明記されているのは、少なくとも1本の脚本付き実写シリーズ。現時点で具体的な物語やキャストは発表されていない。
そこでブリュースターが思い描いているのが、ミアと故ポール・ウォーカー演じるブライアンの“次世代”を追う物語だ。テレビ展開について、「テイラー・シェリダンのユニバースをすごく尊敬しています。だから私たちもテレビで、ああいうことができると思う」と、『イエローストーン』とその関連作品などを展開してきたシェリダンの手法を例に挙げた。
さらに、自身が温めているシリーズ案について次のように語っている。
「(ミアとブライアンには)息子と娘がいるので、彼らがどんな道を歩んでいくのか追いかけてみたいです。ミアの遺伝子、ブライアンの遺伝子、そしてドムの遺伝子まで受け継いだ子どもたちを育てるのが、どんなに大変なのかを見てみたいですね。」
実は、ブリュースターがミアとブライアンの子どもたちにシリーズの未来を託すアイデアを口にしたのは今回が初めてではない。2021年にも、将来ミアを50〜60代まで演じ、成長して10代や20代になったブライアンとの子どもたちを描きたいと構想を語っていた。当時の米Entertainment Weeklyでは、子どもたちがトラブルを起こし、ミアとドムが救出に向かう展開まで想像。「世代から世代へ」と物語を続け、子どもたちが前に出ていく未来を思い描いていた。
ただし、ブリュースターの構想がPeacockで開発中のシリーズとして採用されたわけではなく、現時点では本人のアイデアにとどまる。映画シリーズが最終作へ向かう一方、その先の“次世代”をどう描いていくのか、走行コースはまだ明らかになっていない。
『Fast Forever(原題)』は2028年3月17日に米国公開予定。まずはこちらの無事の発進を待とう。日本公開情報は未定。
▼ 『ワイルド・スピード』の記事
Source:The Hollywood Reporter, NBCUniversal, Entertainment Weekly






















