スパイダーマン役トム・ホランド、MCUでマイルスと共演できたら「ロバート・ダウニー・Jr.が僕にしてくれたことをしてあげたい」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に、もしも“2代目スパイダーマン”ことマイルス・モラレスが登場したら──。MCU版スパイダーマン/ピーター・パーカー役のトム・ホランドが自身の希望を語った。
アフリカ系とプエルトリコ系にルーツを持つマイルスは、『スパイダーマン:スバイダーバース』シリーズの主人公として映画ファンにもいまやおなじみのキャラクター。同シリーズでは、遺伝子操作された蜘蛛に噛まれたことから“2代目スパイダーマン”となり、時空の歪みによって異次元から飛ばされてきたスパイダーマンたちと世界の危機に立ち向かう。
いまだ実写映画には登場していないマイルスだが、ソニー・ピクチャーズは実写の単独映画を企画中とのこと。以前からマイルスの実写登場を歓迎していたトムは、ポッドキャスト「The Rich Roll Podcast」にて、「もしもマイルス・モラレスを僕のスパイダーマン・ユニバースやMCUに登場させられるとしたら、かつてダウニーが僕にしてくれたことを、僕が若い子のためにしてあげたい」と語った。

トムのいう“ダウニー”とは、もちろんアイアンマン/トニー・スターク役を演じたロバート・ダウニー・Jr.のこと。2人は劇中さながらの師弟関係であり、トムはこれまでにもロバートの逸話をさまざまに語ってきた。今回も「ダウニーと初めて一緒に演技をしたときは圧倒された」といい、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)のためロバートとのスクリーンテストに臨んだ際の逸話を明かしている。
「普通のオーディションだとセリフは2ページ程度ですが、そのときは8ページもあったんです。[中略]エージェントからセリフを正確に覚えるように言われたんですよ。僕が(オーディション用の)テープを録るときに怠けていて、言いやすいようにセリフを直したり、変えたりしていたから、“今度は完璧に覚えなさい”と。だけど、ダウニーと一緒に演技をしてみたら、彼は即興でセリフを変え始めたんです。そこで学んだのは、彼に勝つことはできないけれど、彼に合わせることはできるということ。彼に従って、いろんなことを即興でやりました。」
名優との共演を見事にこなしたトムは、「間違いない、うまくいく」と確信したそう。その後、無事にスパイダーマン/ピーター・パーカー役として参加した『シビル・ウォー』の撮影現場では、ロバートがトムのために一肌ぬぐ場面があったという。オーディションで2人が演じた8ページものシーンが大幅にカットされており、なんと2ページにも満たないほどになっていたのだ。
「撮影を始めるときになって、ダウニーが“この子たちのセリフはどこに行ったんだ?”と言い出したんです」とトムは振り返る。「ルッソ兄弟が“140ページもある脚本だから、ここに時間をかけられない”と言うと、ダウニーが、“ノー、ノー、ノー。時間をかけよう、オーディションの通りに全部撮ろう”と言ってくれました。“いつでもカットしていい、だけど残しておきたくなるはずだ”って。結果的に全部使われたんです、彼のおかげですよ」
現在、トムは『スパイダーマン』第4作(タイトル未定)の準備に参加しているようで、MJ役のゼンデイヤとともに脚本の草稿を読んだとのこと。トム演じるピーター・パーカーの物語はまだ続くことになりそうだが、マイルスの合流はありうるだろうか? いつか、トムがメンターとなって若きスーパーヒーローを支える姿を観られることも楽しみにしておきたい。
▼ スパイダーマンの記事

MCU版『スパイダーマン』ベンおじさんの死はピーター・パーカーの責任ではないことが明らかに ─ 『シビル・ウォー』10周年で語られた過去設定 大いなる力には大いなる責任が伴う 
もしかして「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2最終話のラストが『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』に繋がってる? どう思う? 
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』のピーター・パーカーが悲しすぎる ─ 人工知能が「最も友人に近い存在」、本当にひとりぼっちの戦い 不健康なピーター 

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』ピーター・パーカーの孤独を描く ─ テーマは「人とつながることの大切さ」 思わず涙しそうです 


『スパイダーマン:BND』新スーツ、トビー・マグワイア&アンドリュー・ガーフィールドから影響 ─ トニー・スターク製にはなかった「本物の布、縫い目、シワ」 兄たちからの影響
Source: The Rich Roll Podcast






























