ニコラス・ケイジのヤバいドラキュラからとにかく逃げたい映画『レンフィールド』初予告編はアクションもたっぷり
ドラキュラ伯爵のしもべを主人公とした新作映画『レンフィールド(原題:Renfield)』から、初となる予告編映像が米公開された。『X-MEN』シリーズや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)のニコラス・ホルトが主人公レンフィールドを、ニコラス・ケイジがドラキュラ伯爵を演じる。
ホルト扮するレンフィールド(ニコラス・ホルト)は、ドラキュラをテーマとしたブラム・ストーカーの怪奇小説で精神病院の患者として登場する男だ。血を飲めば不死の命を手に入れられるとの妄想に取りつかれ、ドラキュラのしもべとなり、献身的に仕えていたが、次第にドラキュラの悪行から目を覚ましていく。
この度公開された予告編は、レンフィールドが「有害な関係性から抜け出したいんです」と自助グループのミーティングを訪ねるところから始まる。「まず、なぜここに来たのかから話してくれるかい?」と問われ、「僕のボスは……人とは違うんです」と告白すると同時に、レンフィールドはドラキュラのもとでどのような仕打ちを受けていたかを振り返っていく。
「お前の協力が必要なのだ」「レンフィールド……無垢な犠牲者を私のもとに連れてこい」と命じるドラキュラは恐ろしくもあるが、どこかコミカルな様子も窺わせる。
「もう普通の生活に戻りたい」と訴えるレンフィールド。オークワフィナ演じる警察官もレンフィールドを支える一人となり、ミーティングの参加者もレンフィールドの話を親身に聞いていたが、とうとうドラキュラがその場に現れてしまう……。
ドラキュラの支配を受け、やつれた表情のレンフィールドも見どころとなる一方、『リング』の貞子や歴代吸血鬼俳優を参考にしたというケイジによるドラキュラ像も新鮮だ。これまで多岐にわたり描かれてきたアイコニックなキャラクターが新たに解釈され、ダークながらもユーモラスな世界観を呈している。アクロバティックなアクションシーンも見どころとなりそうだ。
監督は、『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017)『トゥモロー・ウォー』(2021)などのクリス・マッケイ。脚本は、『ウォーキング・デッド』原作者による原案をもとに、「リック・アンド・モーティ」(2013-)のライアン・リドリーが担当する。他キャストは『ソニック・ザ・ムービー』でソニックの声を務めたベン・シュワルツや『LIFE!/ライフ』(2013)のエイドリアン・マルティネス、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)のショーレ・アグダシュルーなど。
『レンフィールド(原題:Renfield)』は2023年4月14日米国公開。
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