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『WAVES/ウェイブス』7月10日に公開決定 ─ 31の名曲で綴る青春プレイリスト・ムービー、真夏の日本上陸

WAVES/ウェイブス
©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.

『ミッドサマー』の大ヒットも記憶に新しい、ハリウッド最注目の製作スタジオ「A24」による最新作『WAVES/ウェイブス』の日本公開日が2020年7月10日(金)に決定した。当初は4月10日に公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響で公開延期となっていた。

映画の主役とも呼べるのは、フランク・オーシャン、ケンドリック・ラマー、カニエ・ウェスト、アニマル・コレクティヴなど、現代の音楽シーンをリードする豪華アーティストによる31の名曲。トレイ・エドワード・シュルツ監督が楽曲のプレイリストを事前に作成し、脚本を執筆した本作は、すべての曲が登場人物に寄り添うように使用され、時にセリフ代わりに“心の声”を語る。トロント国際映画祭では史上最長のスタンディングオベーションを巻き起こし、「鮮やかなまでに観る者の心をわしづかみにする」と世界中が大熱狂した一作だ。

高校生タイラーは、成績優秀なレスリング部のエリート選手で、美しい恋人のアレクシスと幸せな日々を送っていた。厳格な父親ロナルドとは距離を感じながらも、恵まれた家庭で不自由のない生活を送っていたタイラーだったが、ある日、肩の負傷が発覚し、選手生命の危機を告げられる。さらに恋人の妊娠も判明、人生の歯車が狂い始めたことでタイラーは自分を見失っていくのだった。そして、タイラーと家族の運命を変える悲劇が起こる。その1年後、心を閉ざした妹エミリーの前に、すべての事情を知りながら好意を寄せるルークが現れた。ルークの優しさに触れ、エミリーは恋に落ちるが、ルークもまた心の傷を抱えていた……。

傷ついた若者たちの物語を、息を呑むほど美しい映像と独創的なカメラワーク、圧倒的サウンドで描き出したのは『イット・カムズ・アット・ナイト』(2017)の新鋭トレイ・エドワード・シュルツ監督。タイラー役は、同作に続いて監督とタッグを組むケルヴィン・ハリソン・Jr.、妹エミリー役は「ロスト・イン・スペース」のテイラー・ラッセルが務める。エミリーに思いを寄せるルーク役の『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)ルーカス・ヘッジズのほか、大ヒットドラマ「THIS IS US」のスターリング・K・ブラウン、レネー・エリス・ゴールズベリーらが脇を固めた。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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