『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』リザード見えない誰かと戦っている説、キャストが言及「鳥です」「脇を臭っているんです」

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編に映ったリザードの奇妙な仕草を巡る噂について、主演のトム・ホランドをはじめ、メインキャストが言及した。皆、必死だ。
第2段予告編では、スパイダーマンが、エレクトロ、サンドマン、リザードの3体のヴィランと空中で対峙するシーンが登場する。2021年11月中旬に同映像が公開されるやネット上では、明らかに飛距離が足りていない様子のリザードは一体どこに向かって飛んでいるのか?と話題になった。
さらに、ブラジル版のソニー・ピクチャーズが公式Twitterに投稿した同シーンの映像では、第2弾予告編には無かった独自のカットが挿入されており、空中のリザードが誰かから殴られているとも、後ろを振り向いているとも捉えられる奇妙な動作をしていたのだ(動画の0:53あたり)。一見、リザードの周りには誰もいないようだが。
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— Sony Pictures Brasil (@SonyPicturesBr) November 17, 2021
ネット上では、ネタバレを避けるために予告編をデジタル修正までするマーベル・スタジオのことだからと、リザードも「見えない誰かと戦っているのでは?」と騒がれてもいる。この話題について、米トーク番組の司会者ジミー・キンメルが、主演のトム・ホランドをはじめ、MJ役のゼンデイヤ、ネッド役のジェイコブ・バタロン、そしてドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチに直撃した。
キンメルの「誰かからパンチされてますよね?」というストレートな問いかけに、まずホランドが「これ、何なのか知ってるんです」と回答。「鳥なんです」という。これに、バタロンが「そうそう」、ゼンデイヤが「破片とかもたくさんありますし」と同調する。まさか、と思うが、ホランドとゼンデイヤはすでに本編を2回鑑賞したという。
しかし、盛り上がる3人に対して、まだ本編を鑑賞していないというカンバーバッチだけは何らや思案顔。すると、「僕はこう思うんです」と切り出した。「あそこでリザードは気づいたんですよ。“デオドラント(わきが止め)を使わなくちゃって”」。これには、会場から拍手と笑いが起こる。カンバーバッチもしたり顔だ。
もちろん、これはカンバーバッチのジョークだと思われるが、なかなか鋭い意見かもしれない。『アメイジング・スパイダーマン』(2012)で登場したリザードは、地下水道に身を潜めながら研究を続けていたのだ。空中を飛んでいる際に、自分の体臭が強烈すぎて思わず振り向いてしまう、なんて状況も想像できなくはない。
ちなみに、有り得そうなカンバーバッチの持論を司会者のキンメルは華麗にスルー。「ファンタスティック・フォーのスーザン・ストーム、あの透明な少女がリザードの顔にパンチを食らわしたんじゃないですか?」と鋭く突っ込むと、キャスト一同黙り込んでしまった。おやおや?
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