『スーパーガール』のマント、クリストファー・リーヴ版と同じ素材が使用されている

新DCユニバース映画『スーパーガール』でミリー・オールコック演じるカーラ・ゾー=エル/スーパーガールが身につけるマントには、スーパーマン映画の歴史を受け継ぐ特別な意味が込められているようだ。なんと、クリストファー・リーヴ主演『スーパーマン』(1978)のマントに使われたものと同じ素材が使用されているという。
オールコックはポッドキャスト番組のインタビューで、自身のスーパーガール・スーツについて「この映画の私のマントは、オリジナル版『スーパーマン』のマントに使われた素材を使って作り直されたんです。第1作のものだったと思います」と明かした。さらに、「その素材が16メートルほど見つかったそうで、それが今、私のマントの背中部分に入っています」と語っている。
クリストファー・リーヴ版『スーパーマン』は、映画におけるスーパーヒーロー像を決定づけた記念碑的作品だ。1978年の第1作でリーヴが体現したスーパーマンは、力強さと誠実さ、そしてどこか人懐っこい温かさを併せ持つ存在として、現在に至るまで大きな影響を与え続けている。今回の『スーパーガール』のマントは、DC映画の原点と新ユニバースを実際の衣装素材によってさりげなく結びつけるものと言えそうだ。
リーヴ版スーパーマンの衣装が、現代のDC映画に影響を与えた例はこれが初めてではない。ザック・スナイダー監督は以前、『マン・オブ・スティール』(2013)でヘンリー・カヴィルを起用するにあたり、カヴィルがリーヴ版スーツを着用してカメラテストに臨んだ際の写真を公開していた。スナイダーはその姿を見て、カヴィルがスーパーマンであることを確信したという。モダンで重厚なカヴィル版スーツの出発点にも、リーヴ版のイメージがあったわけだ。
また、現在のDCユニバースでデヴィッド・コレンスウェットが演じるスーパーマンのコスチュームにも、往年のスーパーマン像への回帰が見られる。特に注目されたのが、赤いトランクスの復活だ。ジェームズ・ガンはこのデザインについて、スーパーマンが人々、とりわけ子どもたちに恐れられないための親しみやすさを重視したものだと説明している。
『スーパーガール』は、カーラ・ゾー=エルが思いがけない敵に大切なものを奪われ、復讐と正義をめぐる宇宙規模の旅に出る物語。明るく高潔なスーパーマンとは異なる、傷を抱えたスーパーガールの物語に、DC映画史の象徴的な赤いマントがどう映えるのか。公開時には、その背中にも注目したい。
映画『スーパーガール』は2026年6月26日公開予定。
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Source:Raiders of the Lost Podcast




























