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セバスチャン・スタンが『ザ・バットマン』トレーニングを開始、一体なぜ?

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DC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)の続編『ザ・バットマン Part II(原題)』に出演するとみられているセバスチャン・スタンが、同作に向けたトレーニングを開始したようだ。

パーソナルトレーナーのジェイソン・ウォルシュがInstagramにて、スタンのトレーニング開始を示唆する動画を投稿。映像には、スタンがプロテインドリンクを作る様子が収められており、「バットマンのためにセバスチャン・スタンをトレーニングする」といった趣旨のテキストが添えられている。

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スタンは『ザ・バットマン Part II』で、ゴッサム・シティの地方検事ハービー・デントを演じると報じられている。デントは後にヴィランのトゥーフェイスとなることで知られるキャラクターだが、現時点でワーナー・ブラザースやDCスタジオから正式な詳細発表が行われているわけではない。また、続編内でデントがトゥーフェイスへ変貌するのか、それともハービー・デントとして登場するにとどまるのかも不明だ。

気になるのは、なぜスタンが『ザ・バットマン Part II』のために肉体的な準備を進めているのか、という点である。ハービー・デント/トゥーフェイスといえば、バットマンの宿敵のひとりではあるが、ベインやキラークロックのような肉体派ヴィランというより、法と秩序、善と悪、理性と狂気の二面性を体現するキャラクターとしての印象が強い。過去の実写映画でも、『ダークナイト』(2008)でアーロン・エッカートが演じたデントは、肉弾戦でバットマンと渡り合うタイプの人物として描かれたわけではなかった。

となると、いくつかの可能性が考えられる。ひとつは、マット・リーヴス版のハービー・デントが、従来よりも身体的な強度を備えたキャラクターとして描かれるというもの。『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は、ロバート・パティンソン演じるバットマンの暴力性や肉体的消耗を生々しく見せた作品だった。続編でも同じトーンが引き継がれるなら、デントが法廷や政治の場だけでなく、より危険なゴッサムの現場に踏み込む人物として描かれる可能性はある。

もうひとつは、スタンの役柄が報道通りハービー・デントであるとしても、トレーニングそのものが必ずしも“戦うトゥーフェイス”を意味するわけではない、ということだ。俳優にとって、姿勢や体格、立ち姿はキャラクターの説得力を左右する。ゴッサムの権力者、地方検事、あるいは将来的に裏社会と対峙する人物として、スクリーン上の存在感を作るための調整とも考えられる。

実際、DC映画では似たような例もあった。ザック・スナイダー版DC作品でジェームズ・ゴードンを演じたJ・K・シモンズは、かつてムキムキに鍛え上げられた肉体のジム写真が話題となり、「ゴードン役のために鍛えているのでは」と注目を集めた。しかし本人は後に、これは『ジャスティス・リーグ』(2017)のためではなく、健康維持のために続けていたトレーニングだったと説明している。

つまり、スタンのトレーニングも、必ずしも「トゥーフェイスが肉体派ヴィランになる」ことを意味するとは限らない。単に撮影に向けたコンディショニングである可能性もあれば、長期にわたる撮影やアクション要素に備えた準備という可能性もある。もっと言えば、現在報じられている役柄そのものに、まだ何らかのミスリードが含まれている可能性も否定はできない。

『ザ・バットマン Part II』は、マット・リーヴスが再び監督を務め、ロバート・パティンソンがブルース・ウェイン/バットマン役で続投する。米国公開は2027年10月1日予定。リーヴス監督は近ごろ、雪の中を走るバットモービルの映像を公開しており、続編が冬のゴッサムを舞台にすることも示唆されている。

Writer

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Joe Kishi

THE RIVER編集部。ハリウッド大作からインディー作品、アニメーションまで幅広くカバー。魂を揺さぶる瞬間に出会える記事を届けたい。

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