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THE RIVERが選ぶ、2020年の必見映画100本 ─ マーベル&DC新作、超人気シリーズ続編、ノーラン最新作などオリジナル作品も多数

2020年のオススメ洋画100本
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(c)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

2月21日(金)は、“強い女性3人組”の話題作が2本登場する。シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーというハリウッド3大女優が揃い踏みし、FOXニュースの実話を描いたスキャンダルはアカデミー賞への期待もかかる一作。一方、人気シリーズをフレッシュな顔ぶれでリブートしたチャーリーズ・エンジェルも見逃せない。出演者は『アラジン』ジャスミン役でブレイクしたナオミ・スコットのほか、クリステン・スチュワート、新鋭エラ・バリンスカという、こちらはハリウッドの次代を牽引する3人組だ。

また同日には、『ヘレディタリー/継承』(2017)で映画界の注目を集めた鬼才アリ・アスター監督の最新作ミッドサマーも公開される。ホラー映画の常識を覆す“明るさ”、緻密な脚本・演出が恐怖をもたらす〈フェスティバル・スリラー〉は、すでに世界中を震え上がらせているとあって、日本での反応も楽しみだ。

スキャンダル
『スキャンダル』© Lions Gate Entertainment Inc.
ミッドサマー
『ミッドサマー』© 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.

2月28日(金)には、マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・フォックス、ブリー・ラーソン共演の実話法廷劇黒い司法 0%からの奇跡が公開される。ハリウッド屈指の実力をもつ俳優3人のアンサンブルを仕切るのは、2021年のマーベル映画『シャン・チー(仮題)』にも起用されたデスティン・ダニエル・クレットン監督だ。ギレルモ・デル・トロが原案・製作を務め、“怖すぎる児童書”を映画化したホラー映画スケアリーストーリーズ 怖い本も同日公開される。

また、ヴィクトル・ユーゴーの傑作文学『レ・ミゼラブル』の舞台であるパリ郊外を舞台に、実話をもとに“現在のリアル”を描き出した『レ・ミゼラブル』も見逃せない。諸外国もまったく他人事とはいえない、格差や暴力を扱った「世界の縮図」と言うべき衝撃作で、カンヌ国際映画祭では審査員賞に輝いた。さらに、映画史に残る傑作をフランシス・フォード・コッポラ監督が再編集した究極の決定版『地獄の黙示録 ファイナル・カット』はIMAXシアターにて公開される。名作をIMAX環境で観られる機会、ぜひお見逃しなきように。

黒い司法 0%からの奇跡
『黒い司法 0%からの奇跡』© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
地獄の黙示録 ファイナル・カット
『地獄の黙示録 ファイナル・カット』(C)2019 ZOETROPE CORP. ALL RIGHTS RESERVED.

米国公開作品

注目は、怪奇映画の古典的傑作『透明人間』(1933)を新たな発想でリブートする『インビジブル・マン(原題:The Invisible Man)』。ユニバーサル・ピクチャーズが「ダーク・ユニバース」の看板を外して挑むのは、気鋭のフィルムメーカーとモンスター映画を融合させる新方針だ。『ソウ』シリーズのリー・ワネルは、ドメスティック・バイオレンスや夫婦の支配関係といったテーマを織り込み、物語を現代にアップデートしてみせる。

3月

3月6日(金)公開作品は、ハリウッド黄金期を支えた伝説のミュージカル女優、ジュディ・ガーランドの晩年を描くジュディ 虹の彼方に。渾身の演技でジュディのパフォーマンスと人生を再現するのは『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのレネー・ゼルウィガー。圧巻の演技はアカデミー賞受賞も期待されている。音楽伝記映画としては、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)『ロケットマン』(2019)に続く一本だ。

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THE RIVER編集部
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