THE RIVERが選ぶ、2020年の必見映画100本 ─ マーベル&DC新作、超人気シリーズ続編、ノーラン最新作などオリジナル作品も多数

そのほか、トム・ハンクス主演・脚本・製作の戦争映画『Greyhound(原題)』、チャールズ・ディケンズの文学作品『デイヴィッド・コパフィールド』を基にしたFOXサーチライト・ピクチャーズ最新作『The Personal History of David Copperfield(原題)』も登場する。
6月
2020年6月には、DCコミックスの女性ヒーロー最新作『ワンダーウーマン 1984』が日本公開決定済み(1月1日現在、公開日は未発表)。ガル・ガドット、クリス・パインらが続投し、1980年代のアメリカでダイアナ・プリンスが新たな戦いを繰り広げる。新キャストには『ゴーストバスターズ』(2016)のクリステン・ウィグ、「マンダロリアン」(2019-)のペドロ・パスカルら。前作につづきパティ・ジェンキンス監督も再登板する。

米国公開作品
6月公開作品には、ピクサー映画の最新作『ソウル(原題:Soul)』が『2分の1の魔法』に続いて早くもラインナップされている。『インサイド・ヘッド』(2015)で人間の記憶や感情をめぐる物語を描いたピート・ドクター監督が選んだテーマは“人間の魂とアイデンティティ”。物語のキーワードは「音楽」で、声優にはジェイミー・フォックスやクエストラブ、デイビード・ディグスらを起用。劇中曲は人気シンガーソングライターのジョン・バティステが担当し、音楽はNine Inch Nailsのトレント・レズナーらが書き下ろす。
同じく6月には、1992年製作のカルトホラー映画『キャンディマン』をリメイクした『Candyman(原題)』も米国公開予定。脚本・製作は『ゲット・アウト』(2017)『アス』(2019)を手がけたジョーダン・ピールが務めた。
7月
7月10日(金)には、トム・クルーズ主演の青春スカイアクション『トップガン』(1986)の続編『トップガン マーヴェリック』が公開。もちろん主演はトム・クルーズが務め、ヴァル・キルマーも34年ぶりに復帰する。新キャストにはマイルズ・テラーやジェニファー・コネリー、エド・ハリスらが参加。前作のトニー・スコットに代わって、監督には『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)のジョセフ・コシンスキーが起用された。『ミッション:インポッシブル』に続き、トムの破天荒アクションが今回も炸裂するか。

7月17日(金)には、『怪盗グルー』シリーズでおなじみのイルミネーション・エンターテイメントが放つ『ミニオンズ』最新作(タイトル未定)が公開される。2015年製作『ミニオンズ』以来となるミニオンズの冒険、今度はどうなる?
7月24日(金・祝)には、ディズニーの人気アトラクションを実写映画化する『ジャングルクルーズ』が登場。ドウェイン・ジョンソン&エミリー・ブラントがダブル主演を務め、監督には『エスター』(2009)や『ロスト・バケーション』(2016)、『トレイン・ミッション』(2018)などのジャウム・コレット=セラ。ドウェインとセラ監督は、こののちにDC映画『ブラックアダム(原題:Black Adam)』でも再びタッグを組むことが決定済みだ。
米国公開作品
7月米国公開作品には、『デッドプール』ライアン・レイノルズが“自分がゲームの背景キャラと気付いてしまった男”を演じるコメディ『フリー・ガイ(原題:Free Guy)』がラインナップ。ディズニー傘下の20世紀フォックスで、ライアン流ユーモアが存分に炸裂することだろう。
この作品に対峙するのが、伝説のホラーコメディ『ゴーストバスターズ』シリーズ最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。創造主アイヴァン・ライトマンの息子であるジェイソン・ライトマンがメガホンを取り、オリジナルキャストも帰ってくる本作は、予告編を見るかぎり思わぬホラーテイスト。このコメディ対決は、ともに2020年日本公開予定だ。